朧気な足跡―哲学と音楽と自由登攀と― 文学研究科講義室で新しい学会が開かれた。僕が聴講したのは公開シンポジウムのみ。間近に見た茂木健一郎氏が芸能人ぽくなくて安心した。プレゼンの内容を聞くと、興味のベクトルがかなり哲学がらみであることも分かって驚いた。こんな本いかがっすかあ先日、京都大学の応用哲学会のシンポジウムでウチの息子がパネラーの茂木さんとお話しする機会を得たようです。「テレビの倍くらい熱い人だった」そうで、大変感激しておりました。Daily Life (伊勢田哲治)ところでテレビの茂木さんのイメージで茂木さんを見にこられた方はだいぶ意外な印象をうけて帰って行ったのではないだろうか? 絶望した! 「応用哲学」に絶望した! 世間の人間のだまされやすさに絶望した!