社会人エンジニア向けの教育プログラム「トップエスイー」から、エンジニアの皆さんに対して有用な情報をお届けするコーナーです。Webブラウザ上で稼働するアプリケーションでは、一度のダウンロードで複数のページ要素を持つ構成をとることができ、こうした実装手法は「SPA(シングルページアプリケーション)」と呼ばれます。ページ遷移が素早く行え、ユーザーにダウンロード待ちをさせることなく利用できることから、UXの改善にも効力があります。しかしながら、実際のページ遷移はコード内に潜み、どんなページ遷移をするかは簡単には判別できません。結果、継続的な開発が困難になることも予測されます。そこで、ページ遷移を抽出し視覚化するツールがあると便利であると考え、実際にそうしたツールを開発しました。ツールの動作原理を交えて解説しましょう。 近年のWebアプリにおけるトレンド 近年Webアプリは、コンバージョンに直結する