大都会トーキョーで今尚、再開発の進むイケてる地域、汐留。 大江戸線やゆりかもめの駅もとっくにできているが、じつは汐留の住所は未だ「東新橋」である。新橋と汐留じゃ、えらい違いだが、もしかして「汐留」って言ったもん勝ちなんじゃないだろうか。大変だ。見極めに行ってきた。 (田村 美葉) 40年ぶりの「汐留」リバイバル 汐留貨物駅の跡地再開発によって「汐留シオサイト」が誕生したのはちょうど私が上京したのと同じ2003年。 そう思うと、つい最近のようなもうずっと前のような、ひとり感慨深い気持ちになるが、その名前のルーツははるかに昔。江戸初期に埋め立てられた当初からここは「汐留」という名前であったのだ。しかしここは同時に、日本初の鉄道駅「新橋駅」が開業した地でもある。 そしていまの住所も東新橋。なんだか新橋になったり汐留になったり、いろいろと大変なので年表にまとめてみる。