タグ

2017年11月17日のブックマーク (6件)

  • 「貴方のこと、ここの常連にしてあげようか?」 - 明晰夢工房

    気分が優れないので保健室を訪れ、しばらく養護教諭と話し込むうちに、彼女は突然そんなことを言い出した。少し戸惑いつつ私が周りを見回すと、素行が悪いことで知られていた生徒が壁際のベッドからのっそりと身を起こしたところだった。その様子を見て、私にもなんとなく今起きている事態が呑み込めてきた。 つまり、彼女は私があの生徒のように授業を抜け出してきて、一時の安らぎをこの場に求めてきたと思ったのだろう。ベッドに横たわっていた女子生徒はよく授業をさぼっている子だったが、彼女が足繁くこの場に通っていたことは容易に想像できる。私も彼女のようにしばしばここに通うようになると、私の顔色を見て判断したに違いない。 私は別にそういうつもりで来たわけではない、と言おうと口を開きかけたが、彼女が一方的に自分語りを始めたので、私は押し黙ってしまった。この人は、自分は私の仲間なのだと見せかけようとしている。顔の色艶もあまり

    「貴方のこと、ここの常連にしてあげようか?」 - 明晰夢工房
  • 『バッタを倒しにアフリカへ』と「やりたいこと」という呪い - 明晰夢工房

    スポンサーリンク バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書) 作者: 前野ウルド浩太郎 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2017/05/17 メディア: 新書 この商品を含むブログ (18件) を見る もうだいぶ前から評判になっているので手にとってみたが、たしかにこれは一度読みだしたらやめられないだ。日とは全く異なるモーリタニアの生活習慣も興味深いし、バッタの孤独相と群生相の違いなど、他では得られない知識も得られる。何より、クライマックスで「神の罰」と言われるバッタの大群と著者が対峙するシーンは感動的だ。およそバッタにもアフリカにも興味がない読者でも、間違いなく楽しめる一冊だと思う。 d.hatena.ne.jp しかしながら、こちらのエントリを読んだあとに改めて書を読んでみると、そこで浮かび上がってくるのは「やりたいことと稼ぐことを一致させる困難さ」だった。著者の前野ウルド浩太

    『バッタを倒しにアフリカへ』と「やりたいこと」という呪い - 明晰夢工房
    kash06
    kash06 2017/11/17
    最近、牧師・宣教師と「召命」という話を聞いたので、関連して面白く読んだ。宗教的な召命と聞くと揺らぎないようだが、本当に全てが全て神の計画だと人間が言い切れるはずがない葛藤を抱えながら走っていると。
  • 書けるライターと企業のマッチングシステムとか組織化をした話とか諸々 - 底辺ネットライターが思うこと

    私が「ライターを雇おう」と思ったのは、コンスタントに適正単価な記事の受注をいただけることになったからだった。 ライターとして登録(という言い方で正しいのだろうか。便宜上、雇用と言っているけれど、何だか違う気もしている。やはり言葉は難しい。)してもらったところで、仕事が渡せないのでは意味がない。 ずっと記事の仕事を渡して『副業』として成立させてもらうことができる。 そして私も一緒に書いているので、アドバイスもフォローもできる。 自分でこれまで気付かなかったけれど、私は文章うんぬんではなく、記事構成とか、テーマからの大喜利的発想とか、そういうのに長けているらしい。ライターが悩んだ時にそこを提供すれば、記事の質が担保できる。 逆に、私の苦手分野を得意分野としているライターに渡せばそれで解決する。 そうして私たちはどんどん成長している。 三人寄れば文殊の知恵とは、まさしくこのことかと実感している。

    書けるライターと企業のマッチングシステムとか組織化をした話とか諸々 - 底辺ネットライターが思うこと
    kash06
    kash06 2017/11/17
    「不安なんて打ち勝てばいいだけ。打ち勝てば望むものが手に入るのなら戦う価値があると思う」 (平成)仮面ライダーだ! ライターだと思ったらライダーだった(かっこいいものを見るような目で
  • ドキンちゃん役声優の鶴ひろみさん病死 首都高で発見:朝日新聞デジタル

    人気アニメ「それいけ!アンパンマン」のドキンちゃん役などで知られる声優の鶴ひろみさん(57)が16日夜、東京都中央区の首都高速都心環状線の中央分離帯に接触して止まった乗用車の中で意識不明の状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。鶴さんが所属する「青二プロダクション」によると、死因は大動脈剝離(はくり)で、運転中に発症したとみられるという。通夜・告別式は親族のみで行うとしている。 同プロダクションによると、鶴さんはドキンちゃんのほか、「みゆき」の鹿島みゆき役や「ドラゴンボール」のブルマ役なども担当したという。

    ドキンちゃん役声優の鶴ひろみさん病死 首都高で発見:朝日新聞デジタル
    kash06
    kash06 2017/11/17
    あまりに急な事で、驚いた…。平安ありますように。
  • ゲーセンという「場」を思い出しながら、SNSという「場」に思いを馳せる - シロクマの屑籠

    orangestar.hatenadiary.jp リンク先は、「スマホが無かった頃の待ち合わせ」についてのものだ。 これを観て、ふと、スマホが無かった頃の思い出話やらなにやらを書きたくなったので書いてみる。 スマホが無かった頃も、「待ち合わせ」は時々やっていた。学校で約束するか、家電話で連絡を取り合って、何時にどこそこに集まろう、といった風にである。小学校時代から大学生時代まで、私は待ち合わせの保険としての携帯電話を使えなかった。 私もそれなりオタクだったので、携帯電話を使うようになったのはパソコン通信を使うよりも後だった。だから、「オフ会への待ち合わせが携帯電話無し」という経験もあった。オフ会のメンバーが携帯電話を持っていなかったために連絡がつかず、やむなく彼を置いて場所移動……といったことも経験した。そんな調子でも世の中は回っていた。 ただ、自分自身の子ども時代や大学生時代を思い出す

    ゲーセンという「場」を思い出しながら、SNSという「場」に思いを馳せる - シロクマの屑籠
    kash06
    kash06 2017/11/17
    場と個人のどちらかを強化するツールって、常に更新されてるのも感じて、私は個を繋ぐメッセージングサービスが苦手だった。場を表すチャットや板の人という自覚がある。大学時代の研究サークルも場。
  • 10代女子が選ぶ今年の流行語、3位に「ンゴ」

    10代女子が「今年流行した」と思う言葉は、「インスタ映え」や「ンゴ」……10代女子向け総合メディア「マイナビティーンズ」がこのほど、こんな調査結果を発表した。 2017年に流行した「コトバ」「モノ」「コト」「ヒト」について、13~19歳の女性1006人にアンケートを取り集計した。ネット関連、特にInstagram関連のワードが多数ランクインしている。 「コトバ」編の1位には、Instagramに投稿すると見栄えがするといった意味で使われる「インスタ映え」、2位には、テレビ朝日の報道番組「報道ステーション」発の語で、「熱くなるほど盛り上がっている」という意味で使われる「熱盛」が入った。 3位は、「2ちゃんねる」(5ちゃんねる)の「なんJ」板発祥の「ンゴ」。「わろたンゴ」「泣いたンゴ」など、言葉の語尾に付けて使われているという。 4位は「~な説」(バラエティ番組「水曜日のダウンタウン」で使われ

    10代女子が選ぶ今年の流行語、3位に「ンゴ」
    kash06
    kash06 2017/11/17
    まさか21世紀に語り部さん(接頭語じゃない / 「ありよりのなし」は「スライダー気味のストレート」とかに語感が近くて、内角ギリギリからのボールになった時のコールとして、そのまま野球で使えそうで良い(おっさん