JR上野駅の『上野公園口』から上野恩賜公園内を通り右手噴水の前方には『国立博物館』更に斜め左手に行くと『平成館』があります。昨年『平成館』で開催された特別展『桃山―天下人の100年』のことを書きます。 東京都国立博物館平成館 『桃山美術』みるべき名品 ①狩野永徳の屏風図 ②長谷川等伯の屏風図 ③茶の湯で使った名品『千利休と古田織部』:茶道具、やきもの ④桃山美術の到達点『本阿弥光悦/書 俵屋宗達/絵』:和歌巻 『桃山美術』みるべき名品 安土桃山時代は、1573年室町幕府滅亡から1603年江戸幕府開府の期間のたった30年間。この30年間と言う短い貴重な時間、日本美術史上もっとも豪壮で華麗な『桃山美術』が生まれました。 この展覧会は室町末期から江戸初期にかけての目まぐるしい時代の変化の中、ダイナミックで斬新な当時の美意識による名品が紹介されていました。 日本の美術史の中でも特異な時代で海外貿易