さる9月10日、NHK総合にて放送された音楽番組「1オクターブ上の音楽会」でプロレスラーの藤波辰爾が自身のテーマソング「マッチョ・ドラゴン」を37年ぶりに歌唱し大きな話題を呼んでいる。「マッチョ・ドラゴン」は、1985年11月に発売された藤波のシングルレコードの表題曲。「小学生のような歌い方」「リアルジャイアン」など、個性的すぎる歌声が注目を集め、愛すべきカルト曲として一部音楽ファンの間で高い人気を誇っている。放送決定時に公開した音楽ナタリーのニュース記事も多数のアクセスを記録し、この曲の意外な人気を物語っていた。何ゆえ「マッチョ・ドラゴン」はこれほどまでに愛されるのか。プロレス関連のレコードコレクターとしても知られる実況アナウンサーの清野茂樹に「マッチョ・ドラゴン」の魅力を語ってもらった。 構成 / 望月哲 撮影 / 沼田学 藤波辰爾は元祖アイドルレスラー全国3000万人の音楽ファンの皆
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