DDTプロレスリング(以下、DDT)による、史上初の試み「新幹線プロレス」が9月18日に開催されました。現役レスラーでありプロレス運営会社「CyberFight」の社長でもある高木三四郎選手と、“プロレス王”の異名を持つ鈴木みのる選手が、最高速度285キロの新幹線車内で熱い戦いを繰り広げた様子は、国内のニュース番組だけではなく、ABCニュースやBBCニュースなど世界中のメディアで取り上げられるほどの大反響を呼びました。 世界的に見ても、高速鉄道の車内でプロレスの試合が行われるのは前代未聞のこと。なぜ、こんな大胆な企画が誕生したのでしょうか? その舞台裏をJR東海の担当者と高木三四郎社長に聞きました。 「貸切車両パッケージ」だからこそ実現できた世紀の一戦 ―― 今回の「新幹線プロレス」は国内外のメディアで大きく取り上げられました。ここまでの反響が起こることを予想していましたか? 高木三四郎(