ハダカカメガイ(神戸市立須磨海浜水族園での展示) ハダカカメガイ(オホーツク流氷館での展示) クリオネ(Clione)は、腹足綱裸殻翼足類(裸殻翼足目、または後鰓目裸殻翼足亜目)ハダカカメガイ科、ハダカカメガイ属に属する貝の総称。日本ではハダカカメガイ(裸亀貝) Clione elegantissima とダルマハダカカメガイClione okhotensisが知られる。 由来[編集] ギリシア神話に登場する文芸の女神たちムーサイの一柱クレイオー(Κλειώ, ラテン語形 Clio)に由来する。 特徴[編集] 巻貝の仲間であるが、成長すると完全に貝殻を失う。これは裸殻翼足類共通の特徴である。バッカルコーン(buccal cone、口円錐)と呼ばれる触手が6本あることで定義される。 体は透明な部分が多く、体の前半に局在する内臓のみが不透明である。胴体の前部に透明な1対2枚の翼足(pterop
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