今日の中国新聞社説(http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh200608210077.html)よりご紹介します。 中学生の妊娠 性教育は勇気を持って '06/8/21 広島市の女子中学生が、この夏出産する。相手も中学生。うわさによって周囲が妊娠に気付いた時には、中絶できる時期を過ぎていた。生まれる赤ちゃんは、女子中学生の親が育てるという。 望まない妊娠は、本人を傷つけるだけでなく、多くの人を困惑させる。みんなの祝福を受けずに生まれた子のハンディも大きい。きちんとした性教育によって、こうした事態を防ぎたい。 十代の妊娠を数多く見てきた広島市の産婦人科医師、河野美代子さんは、避妊せずに性交をすれば妊娠につながる―という実感が、女の子にあまりに薄いと感じる。 男の子から迫られると「嫌われたくない」「断りにくい」とつい体を許す。問題も起こさず成績もいいような子