貯蓄ゼロでも、全く貯蓄がないわけではない!?貯蓄ゼロの意味金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」(2019年)によると、貯蓄がゼロ(金融商品を保有していない)と答えた人は、2人以上の世帯で23.6%、単身世帯で38.0%でした。2人以上の世帯の4世帯に1世帯、単身世帯の4割近くが貯蓄がゼロという結果です。貯蓄用口座と日常用口座を分けずに一緒にしている、現金を自宅内で保管している、持っている資産は不動産という人たちは「金融資産を保有していない」と回答することになり、貯蓄ゼロ世帯に組み入れられてしまうことになります。 ときどき、貯蓄ゼロ世帯が30%というニュースや記事を見たり、聞いたりしたことがあると思います。「エッ、そんなにいるの?」「自分もそうだ」「貯蓄ゼロで生活できるの?」など、感想は人それぞれでしょう。この、「貯蓄ゼロ」とは、どういう意味なのか解説しましょう。 そもそも