ランブレヒト法相は女性のスカートの中の撮影は女性の個人的な領域を侮辱する行為などと指摘した/SEBASTIAN GOLLNOW/DPA (CNN) ドイツ政府は17日までに、女性のスカートなどの中を盗撮する行為を犯罪と規定する法案をまとめた。議会の承認を待って発効する。 法案は性器や臀部(でんぶ)、女性の胸の画像などの撮影や流布は刑事罰になると指摘。クリスティン・ランブレヒト法相は女性のスカートや胸元の中の写真撮影は女性の個人的な領域を侮辱する正当化できない不当行為と主張した。 法案には、死去した人物を攻撃的な手法でとらえた画像などの撮影や流布の禁止も含まれた。違反には最長で禁錮2年の刑を科す。法相によると、この種の写真撮影はこれまで処罰の対象になっていなかった。 今回の法案作成は、映画を学ぶ女子学生が主導した請願活動が実を結んだ形となった。地元の放送局によると、活動は支持者10万人以上の
<ヨーロッパで「スカート内盗撮」をめぐる法規制が徐々に始まってきている......> 先月21日、555人もの女性のスカート内部を盗撮し、ポルノサイトに投稿していたコロンビア国籍の男がスペインで現行犯逮捕された。事件はヨーロッパ全土で報道されたが、これを受けてupskirting「アップスカーティング・スカート内盗撮」という行為に注目が集まっている。 スペインではスカート内盗撮は性的虐待とされており、男は懲役刑になる可能性がある。しかしながら、盗撮にまつわるヨーロッパの法環境は意外と曖昧だ。イギリスでは、イングランドとウェールズでようやくこの4月にアップスカーティングが違法化されたばかり(それまではスコットランドのみ)。ドイツに至ってはなんと、現時点ではほぼお咎めなしだ。 2人のドイツ人女性が請願を開始 イギリスでスカート内盗撮が違法化されたのは、ジーナ・マーティンという、作家で盗撮の被害
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