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ブックマーク / e-words.jp (48)

  • ASICとは - IT用語辞典

    ASIC 【Application Specific Integrated Circuit】 カスタムIC / custom IC 概要 ASIC(Application Specific Integrated Circuit)とは、半導体集積回路(IC:Integrated Circuit)の分類の一つで、ある特定の機器や用途のために、必要な機能を組み合わせて設計、製造されるもの。 狭義には、電子機器などのメーカーが自社の機器に搭載するために自社で、あるいは半導体メーカーなどに依頼して、特別に設計するオリジナルのICチップを指し、この意味が一般的である。 広義には、特定の用途や機能のために半導体メーカーが独自に開発し、様々な顧客に完成品(既成品)として製造・提供する「ASSP」(Application Specific Standard Product:特定用途向け標準製品)を含める場合

    ASICとは - IT用語辞典
  • AMD-Vとは - IT用語辞典

    OSは通常、コンピュータのハードウェアのすべての資源を占有して動作するが、仮想化環境ではOSやハイパーバイザーなどがCPUやメモリなどの資源を論理的に分割し、それぞれにOSを動作させることができる。 旧来のCPU上で仮想化を実現するには資源の管理や割り当て、競合の防止などをすべてソフトウェアによる制御によって行わなければならず、物理環境に対して仮想化環境の処理性能が大きく劣化する原因となっていた。 AMD-Vは仮想化環境でソフトウェアを実行するための動作モードや、仮想化を支援する拡張命令群、複数のOSが互いに干渉せずにメモリのページングを行うことができるネステッドページング(NPT:Nested Page Table)などの機能を提供する。 CPU内部に仮想化に対応する機能を組み込み、ハードウェア側から資源の分割や管理を支援することにより、ソフトウェアのみによる仮想化よりも大きく性能を向上

    AMD-Vとは - IT用語辞典
  • ウィンドウ制御とは - IT用語辞典

    概要 ウィンドウ制御(window control)とは、ニ地点間でデータの流れを制御するフロー制御の手法の一つで、メモリ上に「ウィンドウ」(window)と呼ばれるバッファ領域を確保して、大きな単位でデータを転送する方式。インターネットで標準的に用いられるトランスポート層のプロトコルであるTCPなどで採用されている。 通常、TCPのようなコネクション型通信ではデータをセグメント(segment)などの小さな単位に分割し、一つ一つのセグメントごとに順番に転送要求、送信、受信、確認応答という手順を繰り返していく。この方式は確実性は高いが、前のセグメントの受信確認が到着するまで次のセグメントを送り出せないため無通信の時間が多くなり効率が悪いというデメリットがある。 ウィンドウ制御では、セグメントをまとめてより大きなサイズの単位として一度に転送することで、より通信効率を高めている。送信側、受信側

    ウィンドウ制御とは - IT用語辞典
  • CSRFとは - IT用語辞典

    概要 CSRF(Cross Site Request Forgeries)とは、Webブラウザを不正に操作する攻撃手法の一つで、偽装したURLを開かせることにより利用者に意図せず特定のサイト上で何らかの操作を行わせるもの。 攻撃者はあるサイトへ特定のリクエストを発生させるURL(Webアドレス)を用意し、何らかの方法でこれを偽装・隠蔽してWeb閲覧者に開かせる。閲覧者は気付かずに、あるいは何のURLであるかを誤認して開き、攻撃者の意図したリクエストを発生させてしまう。 URLを開かせる手法はいくつか知られており、Webページやメール文にリンク先について虚偽の内容を記載したリンクを設置する、HTMLのimgタグのようにページを開くと自動的にURLが読み込まれるタグを悪用する、ページ上にURLを読み込ませるようなスクリプト(JavaScript)や自動転送(HTTPリダイレクト)などを仕掛け

    CSRFとは - IT用語辞典
  • OSPFとは - IT用語辞典

    概要 OSPF(Open Shortest Path First)とは、IPネットワーク上でルータ間の経路情報の交換に用いられるルーティングプロトコルの一つ。リンクステート型ルーティングプロトコルに分類され、各経路の伝送コストを計算して最もコストの低い経路を選択する。 ルーティングプロトコルはインターネットなどのIPネットワークでルータ同士が経路情報を交換する手順やデータ形式を定めた規約で、ある地点から別の地点までの最適な経路を割り出すのに用いられる。OSPFは自律システム(AS:Autonomous System)の内部で経路選択を行なう「IGP」(Interior Gateway Protocol)として用いられる。 経路選択の手順OSPFでは経路選択(ルーティング)に「リンクステート型」と呼ばれる方式を用いる。ネットワーク内のどのルータとどのルータが隣接しているかという接続情報(リン

    OSPFとは - IT用語辞典
  • リッピングとは - IT用語辞典

    概要 リッピング(ripping)とは、音楽CDや動画を記録したDVD/Blu-rayなどに記録されたデータをコンピュータ上で読み込んで、再生可能な形式で別のストレージ装置に複製すること。 音声や動画の再生のために機器がデータを読み取ることではなく、データを別の記憶装置にそっくりそのまま写し取る行為を指す。典型的な手法としてはパソコンの光学ドライブにディスクをセットし、専用のソフトウェアを用いてハードディスクやSSDなどのストレージにファイルとして保存する。 アナログ機器でのダビングと異なり、デジタルデータは複製や伝送によって内容が劣化・変質しないため、実質的にディスクに記録されたコンテンツと同等のものを別のストレージ上に完全な状態で写し取ることができる。 リッピングを行うソフトウェアを「リッパー」(ripper)あるいは「リッピングソフト」「リッピングツール」などという。音楽CDのリッピ

    リッピングとは - IT用語辞典
  • IEEE 802.11gとは - IT用語辞典

    概要 IEEE 802.11g(11g)とは、無線LAN(Wi-Fi)の標準規格の一つで、2.4GHz(ギガヘルツ)帯の電波を用いて最高54Mbpsのデータ通信を行うことができる仕様。IEEE 802.11a/bに続く第3世代のWi-Fi規格で、2003年にIEEEによって標準化された。 第2世代標準の一つであるIEEE 802.11bと同じ2.4GHz帯の周波数帯域に20MHz(メガヘルツ)幅のチャンネルを設けて通信を行う。変調方式にはOFDM(直交波周波数分割多重)を採用し、11bの約5倍に相当する54Mbpsでの通信が可能となった。11bとの互換性も考慮されており、11g対応機器でも11b用の古い機器とは11bで通信できる。 2.4GHz帯は免許不要で様々な用途に使えるよう開放されている周波数帯「ISMバンド」の一つであるため、電子レンジやBluetoothなどの電波と干渉して通信速

    IEEE 802.11gとは - IT用語辞典
  • トランキングとは - IT用語辞典

    概要 トランキング(trunking)とは、複数の回線などを束ねて一体的に運用することや、回線などを複数の利用者や端末が共有する手法のこと。「トランクする」「トランク~」(trunked)などともいう。 無線通信のトランキング無線通信では、複数の周波数帯域が使用可能なときに利用者や端末にそれらを固定的に割り当てず、その都度空いているチャンネルを選択して動的に割り当てたり切り替えて使用する方式のことを指す。 制御局からの指示により各端末が通信開始時に空いているチャンネルを使用し、一回の交信が終わるたびに解放する。チャンネルを固定的に割り当てたり人間がその都度選択する必要がなく、チャンネル数よりずっと多い端末を一つのシステムに収容できる。 このような方式をTRS(Trunked Radio System)、MCA無線(Multi-Channel Access radio system)、第三者

    トランキングとは - IT用語辞典
  • ハイバネーションとは - IT用語辞典

    概要 ハイバネーション(hibernation)とは、コンピュータの実行状態を保存して電源を切り、次に起動したときに迅速に休止前の状態を再現する機能。復帰動作のことを「レジューム」(resume)という。 メモリ上の内容を丸ごとストレージ(外部記憶装置)に退避し、電源を切る。次回の起動時は通常の起動プロセスをスキップし、退避しておいた内容をメモリに書き戻して迅速に動作を再開する。電源を落としたときと同じように電力消費をほぼゼロに抑えることができるが、通常の電源断・起動より高速で、稼働中のアプリケーションソフトも終了させなくて済む。 これに対し、メモリの通電を維持したまま他の給電を切り一旦休止する方式を「サスペンド」(suspend/STR:Suspend-To-RAM)あるいは「スタンバイ」という。サスペンドの方が高速に停止・再開できるが、電力はある程度消費し続けるため、バッテリー駆動機器

    ハイバネーションとは - IT用語辞典
  • NICとは - IT用語辞典

    概要 NIC(Network Interface Card)とは、コンピュータなどの機器を構内ネットワーク(LAN)に接続するためのカード型の拡張装置。筐体背面や側面などに用意された拡張スロットなどに挿入して使用する。体内蔵の装置を指す場合もある。 接続するネットワークの種類によって仕様やコネクタ形状などが異なるが、単にNICといった場合は最も普及している「イーサネット」(Ethernet)に接続するためのコネクタ(RJ45端子)や通信用ICなどを内蔵した拡張カードのことを指す。 イーサネット規格は様々な世代や仕様に分かれており、同じRJ45ポートを備えていても対応している規格や通信速度は製品ごとに異なる。現在は100Mbpsで通信可能な100BASE-TXと1Gbpsで通信可能な1000BASE-Tに両対応した製品が主流となっている。 拡張カード以外にもUSBアダプタ型の製品などもあり

    NICとは - IT用語辞典
  • スナップショットとは - IT用語辞典

    概要 スナップショット(snapshot)とは、(銃の)速射、スナップ写真という意味の英単語ITの分野では、ある時点における対象の全体像を丸ごと写し取ったものを表す。ストレージ上のファイルシステムを丸ごとコピーしたものや、データベースの複製などを指すことが多い。 ストレージ(外部記憶装置)内のすべてのファイルやディレクトリ、データベース内の全データ、仮想化環境(仮想マシン)の実行状態など、刻々内容が変動する何らかのデータ集合について、ある瞬間の状態を丸ごと写し取った複製のことをスナップショットという。 スナップショットを取って保管しておくことで、データが破損・喪失した際に、ある特定の時点の状態を復旧したり、別の機器にデータやシステムの状態を複製・移転することができる。また、後から過去のある時点の状態を参照することもできる。 システムが稼動状態のまま漫然とデータをコピーすると、複製開始から

    スナップショットとは - IT用語辞典
  • OLAPとは - IT用語辞典

    概要 OLAP(Online Analytical Processing)とは、データベースに蓄積された大量のデータに対し複雑な集計、分析を行い、素早く結果を提示することができるシステム。ここでいう「オンライン」はネットワーク上の意味ではなく、処理を依頼して結果を待つバッチ処理などと対比して、すぐに処理して即座に結果を返すという意味である。 一般的なOLAPシステムはまずリレーショナルデータベース(RDB)などに蓄積されたデータを集計して多次元データベースを生成し、これを元に利用者の指示した複雑な分析処理を行う。専門の技術者でなくても検索や分析ができるよう、グラフィック表示や項目選択を多用した操作画面や、表やグラフなどを用いた分かりやすい結果表示などの機能を持つシステムが多い。 通常のデータベースシステムによる集計・レポート機能は定期的、定型的なものが中心で時間がかかることが多いが、OLA

    OLAPとは - IT用語辞典
  • LUNとは - IT用語辞典

    概要 LUN(Logical Unit Number)とは、RAIDシステムやSAN(Storage Area Network)などで、一台のストレージ機器の中に複数の装置が存在する場合に、これを識別する番号のこと。 RAID機器やストレージサーバなどは複数の物理的なストレージ装置(ハードディスクやSSDなど)を束ねたものが外部から一つの機器として認識されるが、これを論理的に分割してそれぞれにLUNを割り当てて識別することにより、異なるストレージとして管理することができるようになる(全体を一つのLUNとしてもよい)。 ストレージを利用する外部のコンピュータなどからは各LUNが一台のストレージ装置のように見えており、ファイルシステムを作成してファイルを記録したり、内部をさらに複数のパーティションに分割して別々の領域として利用することができる。 もとはSCSIの仕様の一部で、多連装光学ドライブ

    LUNとは - IT用語辞典
  • アプライアンスとは - IT用語辞典

    概要 アプライアンス(appliance)とは、器具、装置、設備、電器、家電製品などの意味を持つ英単語ITの分野では、情報機器や通信機器、コンピュータ応用製品のうち、特定の機能や用途に特化した専用機器を指すことが多い。 様々な機能を持ち複数の用途に使える汎用製品に対し、アプライアンス製品は機能や用途を絞り込んで不要な部品や要素などを削減しているため、安価で高い性能を実現し、導入や管理、運用が比較的容易な製品が多い。ただし、後から他の機能を追加したり入れ替えることはできず、性能や容量などの拡張性も乏しいことが多い。 アプライアンスはネットワーク機器やサーバ製品などで提供されることが多く、ストレージ(ファイルサーバ)や通信暗号化(SSL/TLSなど)、プロキシ、キャッシュサーバ、ファイアウォール、ロードバランサ、データベースなどの製品分野でアプライアンス型の製品がよく提供される。 サーバ機能

    アプライアンスとは - IT用語辞典
  • IT用語辞典 e-Words - WBS

    概要 WBS(Work Breakdown Structure)とは、プロジェクトマネジメントで計画を立てる際、プロジェクト全体を細かい作業に分割した構成図のこと。大きな単位から小さな単位へ段階的に分割し、階層構造で表される。 一般的なWBSの作成法では、まずプロジェクト全体の成果物を定義し、これを得るのに必要な各段階における工程や成果物に分解していく。その際、全体を大きな単位に分割してから、それぞれの部分についてより細かい単位に分割していき、階層的に構造化していく。 十分細かい単位に分解できたら、これを得るために必要な具体的な作業や業務(一つとは限らない)を考え、最下層に配置していく。一つの成果物を得るための一連の作業のかたまりのことを「ワークパッケージ」(work package)と呼ぶ。 図表として表す際は、左端が大項目で右へ向かって細分化されていく表や、大項目から順に枝分かれしてい

    IT用語辞典 e-Words - WBS
  • ソフトウェアルータとは - IT用語辞典

    概要 ソフトウェアルータ(software router)とは、専用の通信機器を用いずに、汎用のサーバコンピュータをルータとして機能させるソフトウェア。コンピュータのネットワーク機能を介してルーティング処理を行い、他の機器に対してルータとして振る舞う。 ルータは異なるネットワークの間でデータの中継・転送を行う機器で、ネットワーク上の経路情報を隣接ルータと交換して目的地に応じた経路選択を行う。通信事業者や企業などでは業務用の高性能なルータを、家庭ではブロードバンドルータなどを用いるのが一般的で、いずれも専用の通信装置として提供される。 ソフトウェアルータはパソコンやPCサーバなど汎用的なコンピュータに導入するソフトウェアとして実装されたルータで、BGPやOSPF、RIPなど各種ルーティングプロトコルによる経路情報の交換に対応するほか、ファイアウォールやVPNDHCPサーバなど付加的なネット

    ソフトウェアルータとは - IT用語辞典
  • PBXとは - IT用語辞典

    概要 PBX(Private Branch eXchange)とは、企業などの組織で複数(多数)の電話機を使用する場合に、施設内で設置・運用される電話交換機のこと。施設内の電話機同士で内線通話できるようにしたり、外線(公衆回線)との接続を行う。 施設内に敷設された電話回線を集約し、内線番号を用いて電話機同士で発着信や通話ができるようにする。施設内の電話機から外線への発信や、外線から代表番号などへの着信を特定の電話機に転送することもできる。 複数の外線電話番号に一台で対応することができ、それぞれ特定の電話機に対応付けて着信させるダイヤルインに対応しているものが多い。大企業などでは離れた各拠点のPBX同士を専用回線で接続し、広域の内線電話網を構築している場合もある。 TCP/IPネットワークで音声データを送受信して通話を行うVoIPに対応したものをIP-PBXと呼び、現在は従来のアナログ回線に

    PBXとは - IT用語辞典
  • CTIとは - IT用語辞典

    概要 CTI(Computer Telephony Integration)とは、電話やFAXをコンピュータシステムの一部として統合すること。また、そのような情報システム(CTIシステム)。コールセンターなどで用いられる。 CTIシステムは電話回線網とコンピュータネットワークを中継し、コンピュータに電話機の機能を統合する。オペレータは端末を操作して発着信を制御し、ヘッドセット(ヘッドホン一体型マイク)を用いて通話する。企業などが顧客や見込み客などと電話でやり取りするコールセンターでよく利用される仕組みである。 顧客管理システム(CRM)や営業支援システム(SFA)などと連動し、画面上に現在の通話相手に関連する情報(プロフィールや個人情報、製品の購入履歴、過去の対応履歴、進行中の案件の進捗など)を表示したり、通話しながらシステムに新しい情報を入力したりできる。通話内容を記録・蓄積し、トラブル

    CTIとは - IT用語辞典
  • EOSLとは - IT用語辞典

    概要 EOSL(End Of Service Life)とは、過去に販売された製品に付随するサポートやサービスの提供が終了すること。また、その期限。「EOL」(End Of Life)もほぼ同じ意味。 EOSLの期日以降は、その製品の使用に関連して不具合が生じても、問い合わせ、保守、修理、部品交換、修正版の提供などのサービスは受けられない。IT関連の機器やソフトウェアは更新サイクルが速いため、販売終了から数年でEOSLが宣言されることが多い。 EOSLが近くなると、多くのメーカーは顧客に対し、その製品と同等以上の機能や性能を持つ新型の製品を購入して旧製品と置き換えるよう勧告することが多い。ソフトウェア製品では更新を促すため、既存製品の顧客に格安あるいは無料で新バージョンを提供する優待プログラムを実施することもある。 ほぼ同義として「EOS」(End Of Support)、「EOL」(En

    EOSLとは - IT用語辞典
  • ETLとは - IT用語辞典

    概要 ETL(Extract/Transform/Load)とは、データベースなどに蓄積されたデータから必要なものを抽出(Extract)し、目的に応じて変換(Transform)し、データを必要とするシステムに格納(Load)すること。また、ソフトウェアの持つそのような機能。 一般的にはデータウェアハウスを構築する際に外部のデータベースや何らかの情報源からデータを取り出して必要な形式に整えて保存することを指す。このような処理を行う専門のソフトウェアや拡張機能をETLツールという。 抽出元となるのは業務システムに日々蓄積されていく様々な種類や内容、形式のデータで、ETLツールは様々なシステムに対応できるよう、リレーショナルデータベース(RDB)やCSVファイル、表計算ソフトのデータファイル、XMLファイル、ログファイル、テキストファイルなど多様なデータ形式を読み込めるようになっている。 変

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