第55回 ものづくり革命 2011年5月16日 カルチャーハッキングデザイン コメント: トラックバック (0) フィードカルチャーハッキングデザイン (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 2年ほど前に電子工作再発見という記事で最近の電子工作ブームについて解説しましたが、電子回路のような機械の中身部分だけでなく、筐体でもメカでも何でもかんでも自分で作ってしまおうという「パーソナル・ファブリケーション」という考え方がトレンドになりつつあります。 パーソナル・ファブリケーションとは、MIT教授のNeil Gershenfeld氏がものづくり革命 パーソナル・ファブリケーションの夜明けという著書で提唱しているものです。 従来は個人の工作と言えば市販の板や棒などの素材を曲げたり削ったりして加工するのが普通でしたが、最近は光硬化樹脂や石膏パウダーなどを重ねて3次元物体を作りあげる「3次元プリ