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ブックマーク / wiredvision.jp (34)

  • 電子書籍が紙に負ける5つのポイント | WIRED VISION

    前の記事 早送りで見る天の川銀河(動画) 電子書籍が紙に負ける5つのポイント 2011年6月 6日 メディア コメント: トラックバック (0) フィードメディア John C Abell Photo: Anthropologie store window, New York City. (John C Abell/Wired.com) 米Amazon.com社が最初の『Kindle』を発売し、電子書籍という革命を始めたのは3年半前のことだ。現在同社は、紙のの売り上げよりも電子書籍の売り上げのほうが大きいという状態にある(日語版記事)。 日が江戸時代に、銃を捨てて刀に戻ったような、珍しい「時代逆行」が生じないかぎり、電子書籍は、紙のを引き継ぐ「21世紀の書籍」になることだろう。 実は筆者は、今まで電子書籍リーダーというものを買ったことがなかった。生まれつき、単一機能の機器というもの

  • 意見共有で「集団の知恵」が低下:研究結果 | WIRED VISION

    前の記事 Mac用マルウェア『MAC Defender』 意見共有で「集団の知恵」が低下:研究結果 2011年5月18日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Brandon Keim アムステルダムの『Euronext』証券取引所 Image: Perpetualtourist2000/Flickr 「集合知」(Wisdom of the crowd)とは、多数の個人の推測から、驚くほど正確な平均回答が導き出される統計的現象を指す。個人的バイアスが互いを相殺する結果だ。 集合知は、数量で表わせるような問題の推測において最もよく発揮されるため、集団の知恵というより、「集団の精度」と表現するのが適切かもしれない。この現象は何十年も前から文献に記されてきた。古くは1907年、イギリスの人類学者フランシス・ゴルトンが、見市の来場者たちは

    kasihara1
    kasihara1 2011/05/19
    なるほど。
  • 第55回 ものづくり革命 | WIRED VISION

    第55回 ものづくり革命 2011年5月16日 カルチャーハッキングデザイン コメント: トラックバック (0) フィードカルチャーハッキングデザイン (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 2年ほど前に電子工作再発見という記事で最近の電子工作ブームについて解説しましたが、電子回路のような機械の中身部分だけでなく、筐体でもメカでも何でもかんでも自分で作ってしまおうという「パーソナル・ファブリケーション」という考え方がトレンドになりつつあります。 パーソナル・ファブリケーションとは、MIT教授のNeil Gershenfeld氏がものづくり革命 パーソナル・ファブリケーションの夜明けという著書で提唱しているものです。 従来は個人の工作と言えば市販の板や棒などの素材を曲げたり削ったりして加工するのが普通でしたが、最近は光硬化樹脂や石膏パウダーなどを重ねて3次元物体を作りあげる「3次元プリ

  • 第53回 NFC革命 | WIRED VISION

    第53回 NFC革命 2011年3月10日 ITデザイン コメント: トラックバック (0) フィードITデザイン (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 「NFC」(Near Field Communication)というキーワードが最近話題になっています。NFCとは、SuicaのようなRFIDタグで使われている無線通信の規格です。日ではソニーが開発したFeliCaの仕様に準拠したSuicaやICOCAのようなカードが沢山利用されていますが、海外ではフィリップスが開発したMIFAREという規格のカードの方が広く使われており、日でもTaspoではMIFAREカードが利用されています。FeliCaとMIFAREは規格が異なっていますが、共通部分であるNFCがISO規格として標準化されています。 NFCがISOで標準化されたのは2003年のことです。Suicaが近年爆発的に普及した一

  • 疲労や「死の意識」で脳が「保守化」:研究結果 | WIRED VISION

    前の記事 レーシングカーになった『ニッサン・リーフ』 iOS、「ユーザーの全移動を記録」が判明:地図表示アプリも 次の記事 疲労や「死の意識」で脳が「保守化」:研究結果 2011年4月21日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Jonah Lehrer 米国の裁判官。画像はWikimedia われわれは倫理的・道徳的判断をどのように行なうのだろうか。われわれの判断が事実のみに基づき、合理的に判断しているのならすばらしいのだが、どうもそうではないようだ。 以下、最近のPNASに掲載された論文を紹介するEd Yong氏の文章を見てみよう。 上のグラフは、イスラエルのネゲブにあるベングリオン大学のShai Danziger氏が、同国の刑務所で10カ月間に行なわれた仮釈放審査委員会の審問、計1112回分の結果を基に作成したものだ。 グラフ

  • なぜ不機嫌になるのか:自制心と怒りの研究 | WIRED VISION

    前の記事 Google社に、初の無線式電気自動車充電ステーション なぜ不機嫌になるのか:自制心と怒りの研究 2011年3月29日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Jonah Lehrer 画像はWikimedia 何が人を不機嫌にさせるのだろう? なぜわれわれは時として怒りの発作に襲われ、落ち込んで無気力になるのだろうか。 上機嫌にはたいてい簡単に説明がつく――自分が喜んでいる理由がわからない人はいない。それに比べて不機嫌は、しばしば何の前触れもなく到来するように思える。まるで、暗い雲が急に四方から集まってくるように。われわれは突如、これといった理由もなく怒っている自分に気付き、気付いてますます腹を立てる。 不機嫌さに関しては、ego depletion(自我消耗)と呼ばれる心理学的な現象に根ざした理論が構築されている。19

  • 心の会計:人はなぜお金を非合理的に使うのか | WIRED VISION

    前の記事 「風力発電車」でオーストラリア横断に成功(動画) 心の会計:人はなぜお金を非合理的に使うのか 2011年2月18日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Jonah Lehrer オーストラリア紙幣。画像はWikimedia 筆者は現在ホテルに滞在しているのだが、ちょうどいま、インターネット接続のために16.95ドルも支払った。通常はホテルでの有料接続は避けていちばん近いスターバックスに行き、コーヒーを飲みながらメールを送信するのだが。しかし、米国のどこにでもあるスターバックスは、残念ながらこの周辺にはなかったのだ。 ホテルのサービス料金は馬鹿高い。もし部屋で朝べることにすれば、紅茶のポット1杯で8ドルだ。ベーコンやトーストを付ければ22ドル。シリアル1杯は12ドルだし、それに税金とチップが付き、部屋へのデリバリー料

  • 「天才の時代は終わった」か? | WIRED VISION

    前の記事 「夜間運転」は飲酒運転並みに危険:研究結果 「天才の時代は終わった」か? 2011年2月 1日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Jonah Lehrer 画像はロダンの彫刻『考える人』のパロディ。Wikimedia Gideon Rachman氏は『Financial Times』紙のコラムで、21世紀には「偉大な思想家」が欠乏していると書いている。この中でRachman氏は、『Foreign Policy』誌が最近発表した「2010年、世界の思想家トップ100」を過去と比較している。引用してみよう。 Foreign Policy誌の2010年のリストは、少々妙な感じがする。トップ10が、思索者というよりも行動で有名な人ばかりなのだ。フィランソロピー(慈善活動)に取り組んでいるBill Gates氏とWarren B

    kasihara1
    kasihara1 2011/02/01
    さて、どうなんでしょう
  • 増井俊之の「界面潮流」 第51回 縦書き主義 | WIRED VISION

    第51回 縦書き主義 2011年1月17日 ITメディアデザイン コメント: トラックバック (0) フィードITメディアデザイン (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 日語というシステムは面倒も多いですが、独自のメリットもあると考えられます。 一音ずつ発音を数えやすいので俳句やしりとりのような遊びができる 漢字とかなを使い分けられるので速読しやすい また、これらに加え、 縦にも横にも書くことができる という特徴は現在の日語表記システムの大きなメリットだと思います。 縦書きも横書きもできることは情報視覚化において有利です。縦長の領域に文字列を書きたいとき、英語などの場合は90度回転してテキストを書かなければなりませんが、日語だと縦書きすれば問題ありません。実際、横書きの書籍でも背表紙は縦書きになっています。 下の古い案内地図では、俯瞰された地形図に対して短冊型の地名が縦に表示

    kasihara1
    kasihara1 2011/01/18
    横書き縦書きどっちが読みやすいかは、意見が分かれそうな時期なので、両方使えた方が便利だろうなぁ〜。
  • 2011年は「セクシー素数」の年 | WIRED VISION

    前の記事 ギークのためのギフト12選(1) 2011年は「セクシー素数」の年 2011年1月 5日 カルチャー コメント: トラックバック (0) フィードカルチャー Matt Blum Image by Madhavan Muthukaruppan; used under CC Attribution license 2010年中のご愛読に感謝するとともに、2011年もよろしくお願いします! さて、Wiredの子育て関連ブログ『GeekDad』の編集責任者にとって、新年の大切な仕事は、「2011」という数についてギークな解説を行なうことだ。 1. 2011年の1月1日は「1/1/11」と書ける。このように1つの数字だけで表現できる年は、1999年9月9日以来だ。さらに今年は、そういう日が4日間もあり、この21世紀にはもうそれ以上の回数は存在しない。1月1日のほかには、1月11日、11月1

  • 創造性のダークサイド:心理学研究 | WIRED VISION

    前の記事 アウディ『e-tron Spyder』のデザイン・プロセス 創造性のダークサイド:心理学研究 2010年10月26日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Jonah Lehrer 画像はWikimedia 人間の創造性は、「不幸」となんらかの関係があるようだ。ゴッホやバージニア・ウルフといった人たちは、幸せとはいえない人生を辿ったが創造的だったし、アリストテレスは紀元前4世紀に、「哲学や詩、芸術や政治にすぐれた人はみな(ソクラテスやプラトンを含めて)、憂質的な気質があるし、病に悩んだ者もいる」という意味の記述を行なっている。[19世紀の英国の詩人]キーツも、苦悩や障害が知性を導き、魂を育む、と述べた。 コロンビア大学ビジネススクール教授のModupe Akinola氏は、このことを裏付けるような実験を行なっている。2

  • 第50回 練習の効果 | WIRED VISION

    第50回 練習の効果 2010年12月14日 サイエンス・テクノロジーハッキング コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジーハッキング (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 何かの練習を始めるとき、最初のうちは上達が実感できるものの、続けるうちに上達の速度が落ちたりスランプに悩んだりすることは誰もが経験することだと思います。 ワインバーグの名著「ライト、ついてますか」などの翻訳者としても有名な東京工業大学名誉教授の木村泉氏は、練習量と上達の関係を定量的に評価したいと考え、大量の折り紙を自分で折るのに要する時間を計ることによってその関係について考察しました。 木村氏は、吉澤章氏の「創作折り紙」というで紹介されている「みそさざい」という作品を15万回折り続け、折るのにかかった時間がどのように変化したかを記録しました。折るのに要した時間を縦軸に/試行回数を横軸

  • 第49回 電子書籍のインパクト | WIRED VISION

    第49回 電子書籍のインパクト 2010年11月11日 ITカルチャーメディアデザイン コメント: トラックバック (1) フィードITカルチャーメディアデザイン (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 最近「電子書籍」への期待が高まっています。の値段が安くなるかもしれないとか、オンラインですぐ購入できるとか、大きなを何冊も持ち歩くことができるとか、棚が片付くかもしれないとか、小さな嬉しさは沢山あるはずですが、こういう変化は量的な変化であり、根的な質的変化ではありませんからあまり強調しても仕方が無いようにも思われます。 どんな山奥に住んでいたとしても、電話や郵便が使えるならば、ネットで検索した最新の洋書を数日で入手することが可能なわけですから、前述のようなメリットしか無いのであれば電子書籍によって人々の生活が劇的に変化することはないでしょう。 しかし電子書籍の導入によってシス

  • Twitterで株式市場を予測:「86.7%の精度」 | WIRED VISION

    前の記事 台所で生じる「ホワイトホール」:物理学者が検証 Twitterで株式市場を予測:「86.7%の精度」 2010年10月22日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Lisa Grossman Image: flickr/Perpetualtourist2000 ある1日に『Twitter』の世界(Twitterverse)がどのくらい平穏だったかを測定することで、3日後の『ダウ・ジョーンズ工業株価平均』の変化の方向性を86.7%の精度で予測できるという研究成果が発表された。 この発見は、(別の研究から派生した)ほとんど偶然によるもので、研究者たち自身が驚いている。インディアナ大学のJohan Bollen准教授(社会科学)らによる研究論文は、プレプリント・サーバー『arXiv.org』に掲載された。 これまでの研究によって

  • 第48回 Webでプログラミング | WIRED VISION

    第48回 Webでプログラミング 2010年10月12日 ITハッキング コメント: トラックバック (0) フィードITハッキング (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 文書もメールもWeb上で管理する「クラウドコンピューティング」があたりまえになってきましたが、プログラムの開発はまだ手元のパソコンの上で行なわれるのが普通です。 たとえばWindowsのプログラムを開発する場合はWindows上のVisual Studioのような開発ツールを利用するのが普通ですし、iPhoneのプログラムを開発する場合はMacintosh上のXcodeのような開発ツールを利用するのが普通です。Unix上のプログラムを開発する場合はUnixマシン上でEmacsのようなテキストエディタを使ってプログラムを作成し、Unixマシン上のコンパイラを使って実行プログラムを生成するのが普通です。いずれにしても

  • タブレットの闘い:4機種の仕様比較 | WIRED VISION

    前の記事 美しい豹『Jaguar』の75年:ギャラリー Apple社のメディア戦略、5つのポイント 次の記事 タブレットの闘い:4機種の仕様比較 2010年9月30日 IT コメント: トラックバック (0) フィードIT Priya Ganapati Photo: BlackBerry PlayBook/Research In Motion 加Research in Motion社は27日(米国時間)、タブレット『Blackberry PlayBook』を発表し(販売は来年はじめ)、タブレット市場はさらなるプレーヤーを迎えることになった。[以下の動画はPlayBook] タブレット市場の状況をまとめてみよう。この市場は現在、米Apple社の『iPad』で支配されている。4月に発売開始されてから、iPadは300万台以上販売された。一方、6月には米Dell社が、携帯電話のような価格のタブレ

  • 互いの位置をピンポイントする、待ち合わせ用アプリ『Marco』 | WIRED VISION

    前の記事 『Google TV』用ソニー製リモコンは「80年代風」 ショット時の「うなり声」は勝負に影響:研究結果(動画) 次の記事 互いの位置をピンポイントする、待ち合わせ用アプリ『Marco』 2010年10月 7日 IT コメント: トラックバック (0) フィードIT Michael Calore 人がたくさんいる公園や野外コンサートで友達と会うのは難しい。携帯でメールを何回かやり取りすれば相手を見つけることはできるだろうが、特に人が非常にたくさんいる時などは簡単なことではない。 こんなとき、ひとりがiPhoneを持っているならば、『Marco』(Marco friend locator)を試してみよう。 Marcoは、互いの現在地の情報がリアルタイムで更新されていく無料アプリだ。双方がそれぞれ見ることができる1つの地図上に、待ち合わせをしている人の位置がプロットされる。移動すると

  • 『Windows Phone 7』がAndroidを上回る理由 | WIRED VISION

    前の記事 7割は無視され、1時間で消えて行くTwitter(動画) 『Windows Phone 7』がAndroidを上回る理由 2010年10月12日 IT コメント: トラックバック (0) フィードIT Brian X. Chen, Tim Carmody Photo: Tim Carmody/ Wired.com 米Microsoft社は11日(米国時間)、新しいモバイル用OS『Windows Phone 7』を発表した。搭載機器は、HTC社、 LG社、Dell社、Samsung社から11月に出荷される。 Windows Phone 7は、これまでの『Windows Mobile』を完全にオーバーホールしたものだ。Windows Mobile機器は3年前にはスマートフォンのシェアを支配していたが、Gartner Research社によると、シェアは1年前には9%、現在は5%にまで

  • 第47回 じっくりとあっさり | WIRED VISION

    第47回 じっくりとあっさり 2010年9月14日 ITデザイン コメント: トラックバック (0) フィードITデザイン (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 操作の時間によって挙動が変わるインタフェースは一般には推奨されていません。装置の使い方に慣れていない人がゆっくり操作したときうまく動かないようなことがあると困るからです。このため、普通のパソコン操作ではマウスボタンを速くクリックしてもゆっくりクリックしても動作は変わらないようになっています。 ボタンの数が少ない機器では、ボタンの長押しに特別な機能を割り当てているものがありますが、割り当てられた機能と長押し動作との関係を覚えることが難しい場合は使いにくく感じられます。 「#」キーを長押しするとマナーモードになる携帯電話がありますが、「#」の長押しとマナーモードの関係を直感的に覚えることは困難です。また、Windowsのシフト

  • 第46回 体感時間のコントロール | WIRED VISION

    第46回 体感時間のコントロール 2010年8月17日 サイエンス・テクノロジーITハッキングデザイン コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジーITハッキングデザイン (これまでの増井俊之の「界面潮流」はこちら) 歳をとるにつれて時間が経つのが速くなったと感じている人は多いようです。私の場合もその傾向が顕著で、春になったからストーブを片付けようと思っているうちに秋が近づいてきてしまいました。 このように感じる人が多いのは古今東西で共通らしく、「時間が経つ速度って年齢に比例するんじゃね?」という仮説がジャネの法則として19世紀から知られていました。この理屈だと、生まれたての赤ちゃんは永遠に時間が進まないことになってしまうので、大谷・中村理論のような修正版もいろいろ考案されています。 体感速度が年齢に完全に比例することは無いでしょうが、年齢と強い相関があることは確か