府迷惑防止条例違反容疑で約5時間にわたり身柄を拘束したが、その後の捜査で犯人は別の人物だと判断、男性に謝罪したという。 発表によると、12日未明、大阪市浪速区内の路上を歩いて帰宅中だった40歳代の無職女性が、後方から自転車で来た男に尻を触られ、携帯電話で110番しながら追跡したが見失った。 駆けつけた同署員が、ちょうど同じ頃に通りかかった男性の身柄を確保。男性は「チェックの長袖シャツ」などと女性が説明した犯人の特徴と似ており、女性が「この人で間違いない」と話したため現行犯逮捕した。 男性は当初から「触っていない」と否認。同署は、逃走の恐れがないとして約5時間後に釈放、任意捜査に切り替えた。13日も男性を取り調べ、同日夕、現場近くの防犯カメラに、女性を追うように自転車で通行する半袖Tシャツ姿の男が映っていることが判明。この男が犯人だと判断した。 冨岡信隆副署長は「男性には大変ご迷惑をかけた。