ベツォールドコレクションの『三皇五帝絵巻』 http://hollis.harvard.edu/?itemid=|library/m/aleph|012748870 不思議な絵でして、中国古代の伝説上の王である「三皇」(どの三人の組み合わせを「三皇」とするかは諸説あります)のうちの二人、「天皇」と「地皇」が蛇身で、いっぱい頭を持っている(左のほうにいる「伏羲」もそうなっていますが、それはさておき)。 このように多頭として描かれるのは私はあまり見たことありません。 (いずれも『三才図会』人物一巻) (東京大学東洋文化研究所『按鑑演義帝王御世盤古至唐虞伝』 http://shanben.ioc.u-tokyo.ac.jp/main_p?nu=D8640200&order=ti_no&no=03895&im=0010013&pg=13) なんでこんなことになったのかといえば、『史記』「三皇本紀」