物価高騰のニューヨーク、じつは探せばまだこんなに「安いモノ」が残っていた! 日本以上の物価高が進む街の実態とは 記録的なインフレ、家賃が年間300万円以上アップも 世界中でインフレが進んでいることが、毎日のように報じられている。 筆者が住むアメリカでも記録的な水準のインフレが続いており、9月の消費者物価指数は前年の同じ月と比べて8.2%の上昇となっている。 ガソリン、家賃、サービスへの対価……と、あらゆる価格が高騰し、人々は何らかの費用を削る生活を強いられている。アメリカでは賃金も上昇しているのは間違いないが、米CNNは「賃金の引き上げはインフレに追いついていない」と報じている。 特に都市部の家賃上昇は顕著で、1年で40%以上値上がりした物件もあるほどだ。例えば月5000ドル(1ドル150円計算で約75万円。以下同)の家賃だと、40%の上昇率で月に2000ドル(約30万円)、年間2万400