6月に入り、ニューヨークに住む筆者のもとにある「お知らせ」メールが届いた。申請の締め切りは、会談日からわずか5日前。パンデミックが収束していない中での渡航に不安がなかったと言えば嘘になる。しかし、世界の主要リーダーが顔を合わせる滅多にない機会を見逃したくない一心で、気づけば着の身着のままで現地に飛んだ。 本稿の内容現地レポ取材後記 行き先はスイスのジュネーブ。16日に、アメリカのバイデン大統領とロシアのプーチン大統領の初の首脳会談(U.S. – RUSSIA Summit)が執り行われた。 両氏の会談といえば、バイデン氏が副大統領時代の2011年、プーチン氏とモスクワで握手を交わし、大統領に就任後も2度、電話会談をしている。しかしバイデン氏は、伝えたいことに誤解がないよう「実際に会って対話する重要性」を改めて強調していた。そして今回の大統領同士の初の直接対話が実現となった。 永世中立国スイ
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