11月23日、トランプ大統領は政権移行手続きの開始を承認したと報じられたが、いまだに敗北を認めず、選挙不正が行われたことを訴え、数々の法廷闘争に入っていることが伝えられている。 選挙日以降にトランプ陣営が提訴した訴訟をまとめているタイム誌によると、同陣営が州裁判所と連邦裁判所で起こした新たな訴訟は「先の1週間だけでも約12件」だという(11月18日現在)。しかし今のところ、証拠不十分などの理由により各州の裁判所で棄却されている状態だ。 これに加え11月9日にはエスパー国防長官の解任、そして17日には「選挙に不正はない」とトランプ氏の主張を否定した、サイバーセキュリティ部門のクリス・クレブス長官の解任なども明らかになっている。 トランプ氏の訴える「不正」 トランプ氏の訴える「不正」はさまざまで、それらは同氏のツイッター上で確認することができる(いずれもトランプ陣営が主張しているもの)。 例え