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ブックマーク / shinta.tea-nifty.com (15)

  • 『ウェブ進化論』とGoogle論、ふたたび - R30::マーケティング社会時評

    今朝からすごい勢いでアクセスが集まっていると思ったら、切込隊長のところからのアクセスでしたか。ごぶさたしておりました。久しぶりに読みでのあるエントリでしたね。 よりによってのイベントの準備でおおわらわな時なので、あまりどっぷりとディープな反応を返すこともできないのだけれど、簡単にレスしておきたい。finalvent氏同様、『論座』の記事はまだ読んでませんが、というただし書きつきで。 隊長の言い分をまとめると、「Googleの価値観にくっついて行きたい奴はがんばってくっついていきやがれ。でも別にGoogleだからって特別なことしてるわけじゃなくて、かつてMicrosoftがやっていたみたいに、単に一時代の産業の恣意的な価値観を象徴し、それを中の人が世界中に押しつけてるだけだからな。ま、市井の一般大衆はその程度に受け止めておくのが吉」ということかなあと思う。 これについては、違和感は特にない。

    『ウェブ進化論』とGoogle論、ふたたび - R30::マーケティング社会時評
    kata
    kata 2006/03/30
    無言のブルドーザー集団
  • [R30]: 日常の亀裂

    このところ、更新が滞っております。理由はいろいろあって、1つはこのブログにウェブネタを3回も連続して書いてしまい、(ブログ用の)脳内が自家中毒に陥ってしまったこと。もう1つは職で原稿執筆に追われまくっていること。そして最後に、このクソ忙しいのに長編マンガにはまってしまい、身動きがとれなくなっていたこと。 何のマンガかというと、実は「ガラスの仮面」だった。最近になってカミサンが文庫版23巻を買い集めていたのを盗み読みし始めて、気がついたら止まらなくなってしまったのだ。竹熊先生いわく「現代の合法ドラッグ」という意味がよく分かった。毎晩2巻ずつぐらいを床に入ってから読み続け、10日ほどかけてやっと全巻読破した。読破しないと仕事が手につかないとあって、もう必死だった(笑)。 詳しくは語らないのだけど、実は僕は高校から大学にかけて演劇青年だった。高校から大学にかけて、新劇から小劇場、高校や大学の演

    [R30]: 日常の亀裂
    kata
    kata 2006/02/23
  • [R30]: 書評「ウェブ進化論―本当の大変化はこれから始まる」・下

    前回の書評の最後に「明日続きを書く」と言っておきながら放置モードに入ってしまったのはいくつか理由があって、一つは仕事が猛烈に忙しくなった(正確に言うと梅田氏新著出版イベントに出るために棚上げしていた膨大な仕事が棚から崩れ落ちてきた)、一つはあと何回書けばこの話が終えられるのかが自分で分からなくなっていた(笑)。もう1つは、イベントをきっかけにいろいろなブログで論評が書かれていたので、それらを読みながら考えを巡らせていた。 今も棚の上の仕事が全部無くなったわけではないので、実はこんなことを書いているヒマはないのだけれど、書くと言っておいて書かないとまたまた後でいろいろな厄災が降りかかってきそう(笑)なので、もう見切り発車で続きを書いておく。 前回、「Google当の功績とは、ネット上での情報の組織化の効率性を現実世界よりも高めるイノベーション競争に火をつけたことだ」と書いた。梅田氏の言葉

    [R30]: 書評「ウェブ進化論―本当の大変化はこれから始まる」・下
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    kata 2006/02/16
  • [R30]: 書評「ウェブ進化論―本当の大変化はこれから始まる」・上

    このは、おそらく梅田氏が日に来るたびになんども口を酸っぱくして説明している日のエスタブリッシュメント層の人々、なかんずく大手メディア企業の幹部を想定読者として書かれたものだろうと思う。内容が過去3~4年ぐらいの間に梅田氏によって書かれたウェブや雑誌での連載、講演などをまとめたものであることや、あとがきの語り方からもそれは見て取れる。つまり、少なくともネットで梅田氏のブログや講演録をリアルタイムで読んでソーシャル・ブックマークしているようなネット住民たる僕たちに対して書かれたではない。 ウェブの世界(とそれに絡むビジネス、広い意味での情報産業)において、今何が起きているのかがどうしても分からないという方々にはまず無心にこのを読んでいただくのが一番良いと思う。僕ごときがくどくど言わなくても、ここにもっと分かりやすい言葉で書かれているからだ。で、僕たちウェブの世界にどっぷり浸かっている

    [R30]: 書評「ウェブ進化論―本当の大変化はこれから始まる」・上
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    kata 2006/02/08
  • ライブドア死すともデイトレは死なず - R30::マーケティング社会時評

    ライブドアの件、盛り上がってますね。オジャマモン証人喚問にネタをぶつける陰謀論説が出回ってますが、こんなにみんなが聞いた瞬間に連想するような「陰謀」は、そもそも陰謀じゃないってばさ(笑)。陰謀はだまそうとしてる相手が気が付いたら、意味ないんだから。 まあ、あえてその黒幕がいるとしたら、政府内の財政再建優先派の人たちじゃない?つまり、このまま日経平均がぐんぐん上がっていったら、そりゃ誰もが高所恐怖症になって「デフレは終わったんだ、金融を引き締めろ」って叫び始めるから、防御戦を張るためにまずは相場加熱の元凶たるデイトレ銘柄の総山に冷や水をぶっかけとけ、となった可能性はあると思う。ま、これも妄想の範疇の話ですが。 だから、これはある意味「デイトレ投資家に媚びを売るような企業はこれからも潰しますよ」という見せしめでもあると思うし、そういう資戦略を描いてライブドアの金魚の糞作戦を実行しようと考え

    ライブドア死すともデイトレは死なず - R30::マーケティング社会時評
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    kata 2006/01/18
  • ブロガー・シンジケーション広告 - R30::マーケティング社会時評

    11月後半がリリースだったみたいなんで少し話題に乗り遅れた感もあるけど、ブロガーを集めて広告媒体として使いましょうという業者が、ついに出てきた。 press@blog こちらのブログで分析されてるように、要はリードメール(メールを読んだだけで1円もらえるとかのやつ)ライクな感じらしいが、それをブログで書くだけで50円から200円もらえると。まあすごい!(笑) しかし、リリースが送られてきただけでその商品やサービスについての(たぶん肯定的な)コメント書くのって、実際に使った商品に惚れ込んでアフィリエイトするのよりずっと難しそうな気がする。アフィリエイトのうまい人って、やっぱりなんだかんだ言って自分自身も物欲旺盛な衝動買いの多い人(つまり紹介する商品がいつの間にか当に好きになってる人)だと思うからなあ。そういう、感情移入の対象がないのに紹介文書けるもんなのかねえ。そこんとこ、どうよ。 でも、

    ブロガー・シンジケーション広告 - R30::マーケティング社会時評
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    kata 2005/12/05
  • ファイナンスした人が責任取れば? - R30::マーケティング社会時評

    つらつらとウェブを巡回していたら、D通の高広さんが今日をもって辞めますという報告をブログにアップしてるのを発見。藤代さんがまとめた『ブログ・ジャーナリズム~300万人のメディア』の対談で末席を汚させていただいた時に同席してしゃべってみて、「同じぐらいの歳なのに世の中にはすごい人がいるもんだ」と感動したことを思い出した。報告エントリを見ると、「広告業界の明日を考えすぎた」とか書いてある。これもブログで辞めたの一例になるのか?なんつって。次どこに行くのか、激しく気になる。 それはおいといて、例のマンションの耐震強度偽装の件は、何かこの機会にみんなカミングアウトしちゃえという感じで、収拾がつかなくなってきた感があり。踊る新聞屋氏がブログ界の反応、主要メディアの動向などを総括しているが、まあ実際業界みんなで「オレも、オレも」ってここぞとばかりに暴露しまくりながら、国交省の公的資金税金投入を待ちわび

    ファイナンスした人が責任取れば? - R30::マーケティング社会時評
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    kata 2005/11/30
    「消費者というのは、そのことに気がつく奴もいるかも知れないが、気がつかないレベルだから「消費者」なのである。構造というのは、表からは見えないものだ。」
  • ただいまチーム組成中 - R30::マーケティング社会時評

    「アルファブロガー」ののインタビュー受けた頃には、「メディアは批評の段階を終え、実行のフェーズだ」とか大見得切ったくせになんもやってねーじゃねーかと読んだ人にガン飛ばされるんじゃないかと実は内心冷や冷やしていたんだけど、世の中うまくできているというかやっぱりなるようになったというか、結局また実行フェーズに思いっきり関わることになってしまった。しかも2件。 具体的なことはもちろんこんなところでは言えないんだけど、今って通常業務も死にそうなほど忙しいんですがその上にアドオンで2件もプロジェクトのスタートアップが絡んでくるって、いったいどうよ。神はいないのか。 怒濤のプロジェクト立ち上げに関わって改めて心に刻んでいるのは、某飲料メーカーの凄腕マーケターが言っていたある一言。「新規事業の立ち上げが成功するかどうかは、その船にどういう順番で誰を乗せるかで、80%が決まるんです」 これって後から振り

    ただいまチーム組成中 - R30::マーケティング社会時評
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    kata 2005/10/22
    「新規事業の立ち上げが成功するかどうかは、その船にどういう順番で誰を乗せるかで、80%が決まるんです」
  • [R30]: 都市型リベラルとか反対の反対とかメタゲームとか

    リアル仕事で多忙が続いておりまして更新が滞っております。1週間ぐらい前からちょっと考えていることがあったんだが、なんかいまいちうまく考えがまとまらない。でも悩んでいても形にならないので、生煮えのままアップしちゃおう。 考えの出発点になってるのは、以下のブログのエントリたち。 民主党がとるべき道とは何か(インタビュー)(MIYADAI.com) 公明党が右旋回(切込隊長BLOG) なぜコイズミ・オブ・ジョイトイなのか?(まなざしの快楽) 猿虎M字開脚!コイズミ・オブ・ジョイトイ?(猿虎日記) 反対の反対は賛成?反対?(SOUL for SALE) 何も関わらないという事は果たして樽の中にいることなのか?(ニセモノの良心) 宮台センセイのエントリは、あまりの人気ぶりにご人もたいそう気をよくしたのか、9/3にサルベージされてブログのトップに引っ張り上げられている。はてなぶくまでも「岡田君はこれ

    [R30]: 都市型リベラルとか反対の反対とかメタゲームとか
  • 使用期間の長い商品選びの鉄則 ――リフォームビジネスを考える その1 - R30::マーケティング社会時評

    最近、新聞の社会面やらワイドショーやらでしきりと悪質リフォームの話をやっているみたいですね。てゆーかあれって朝日ソーラーとか光通信とか在宅パソコン内職とか、そうゆう過去に累々と積み重なった消費者生活センターネタと何が違うんですかね。たぶんパターンとしては何も違わないんでしょ。まあ、物忘れの激しいお年寄りにとっては有益な情報かもね。 リフォーム詐欺のニュースなんかより、リフォームについて当はもっと大事な議論があるだろうにと思うのだが、たいていテレビ系のマスコミ(除くNHK)というのは不易的に重要な話というのは流さない。彼らにとって「大事」な話というのは流行の話だからね。 それはともかく、今回自分自身が築20年の中古マンションを買って中身を全面リフォームするという体験をしてみていろいろなことを考えた。これからちょっとずつそれについて書いてみようと思う。 冒頭にリフォーム詐欺の話を振っておきな

    使用期間の長い商品選びの鉄則 ――リフォームビジネスを考える その1 - R30::マーケティング社会時評
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    kata 2005/07/05
    「売上げではなく顧客満足のためだけに対価を受け取っているポジションのスタッフがいるかどうか」
  • ネット時代の「マネ下デンキ」戦略の成否 - R30::マーケティング社会時評

    ライブドアブログニュース問題をきっかけに、さっそくあちこちで釣られた人たちが盛り上がっている。で、さっそく「絵文録ことのは」の松永氏から、格好の釣り餌が垂らされてきた。なんかもう、これにいつかなかったら「マーケティング」の看板下ろすしかないだろうって感じの(笑)釣り餌なので早速釣られてみる。 ライブドアは「松下電器型」か。ブログニュースに見るサービス展開スタイル(絵文録ことのは) 松永氏は『「おんなじものを今さら」やるというのが、ライブドアなのだと思う。そして、そのやり方の先駆者として、日を代表する家電メーカー松下電器がある』と述べている。…大変いいポイントである(笑)。 ここでは、現在の松下電器産業がどのような商品戦略を取っているかは、松永氏と同様、とりあえず脇に置いておき、ライブドアの何でもパクリ作戦と、かつての(60~80年代ぐらいまでの)家電の王者松下電器とが、戦略的に同じかど

    ネット時代の「マネ下デンキ」戦略の成否 - R30::マーケティング社会時評
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    kata 2005/05/22
  • リサイクル引っ越しについて考える - R30::マーケティング社会時評

    週末はあれこれ忙しくしていて更新できなかった。このまま放置しておくと永久に更新が止まってしまいそうな気がするので、むりやりエントリ。 来月に引っ越しを予定している。それでいろいろと見積もりを取っていた。ネットが最大の力を発揮する1つの典型が、こういう「一生に数回あるかないか」の頻度でしか買わない商品・サービスを選ぶ局面だ。今回もそういう意識を持っていろいろとネットの活用を試してみた。 うまく業者を選定して購入するためには、引っ越し業者およびその業界についての基礎知識がまず必要だ。そういう基礎知識も、ネットにしっかりと蓄積されている。 今回見つけた中でのイチオシは、「引越しのウラオモテ」というサイト。元引っ越し業者で働いていた横浜の中村氏が作ったサイトで、引っ越し業界の概説から料金計算機、見積もりサイトの活用や価格交渉、準備から当日のトラブル、果ては自力での引っ越し方法まで、ここを全部読めば

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    kata 2005/05/16
  • NHK「日本の、これから」は逆啓蒙電波だ - R30::マーケティング社会時評

    パーパの死んだ話とか、弾道先生が少し柔らかくなってきた話とか、書きたいことはいろいろあるんだがオチを考えるとうまく書けない。なんだかお笑い芸人みたいになってきた。 なんでもうめんどくさくなってきたので、とりあえず週末に珍しく見てしまったテレビの感想でも述べておこうか。散人先生のブログを見て放映中だってことを知った、NHKの「日の、これから」。既にあちこちのブログで感想が述べられている。 見た、といっても実は最後の30分あまりしか見てなくて、しかもちょろっと見ただけで最高につまんなかったしくだらなかったのだが、その全体的なくだらなさというかバカっぷりが妙に気になった。まったくなあ、こういう番組に参加する奴は事前に内田センセイが「このところずっとこのことばかり考えてる」って書いている階層化社会についてのエントリぐらい、前知識として読んでから来いっつーの。 普通にくだらないテレビ番組にはいちい

    NHK「日本の、これから」は逆啓蒙電波だ - R30::マーケティング社会時評
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    kata 2005/04/04
    『「他人の話を聞いて、自分がその立場に立つ可能性を想像しながら論理を抽出する」能力というのは、教育(
  • 【ヲチ撤収】CXグループの怨霊を呼び覚ましてしまったホリエモン - R30::マーケティング社会時評

    今ごろ新聞各社の記者さんたちは、今日の夜に明らかになる、フジテレビのニッポン放送株TOBの結果と、おそらくその後に判断が下されるはずの、ライブドアによるニッポン放送の新株予約権大量発行の差し止め仮処分申請の結果を予想しながら、関係者への必死の取材と予定稿作りに明け暮れていることだろう。 当初はライブドアの謀略勝ちと見られていたこの勝負も、フジ日枝会長の根拠なき強気とニッポン放送の常軌を逸した新株発行計画、そして事の決着を裁判所に持ち込むという反撃によって市場関係者からは「フジ逆転勝ちかも?」の読みが飛び出し、一気に不透明感が漂っていた。ところがさらにここに来てフジサイドにもハプニングが起こり、ことの成り行きはさらに混沌としつつある。 湯川氏@時事通信をして「メディアの立つ瀬をなくさせるブログ」と呼ばしめたR30のことであるから、ここでもまったく容赦しない。明日・明後日の朝刊のネタをごっそり

    【ヲチ撤収】CXグループの怨霊を呼び覚ましてしまったホリエモン - R30::マーケティング社会時評
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    kata 2005/03/07
  • 過去のことは忘れなければならない、あるいはknowledgeの生まれる場所 - R30::マーケティング社会時評

    何のことだかワカランという人は勝手にスルーしてください。今日のエントリは独り言です。 よく「前にも似たような議論をした覚えが…また同じ話をぐるぐると性懲りもなく」とか言う人がいる。あ、鈴木謙介氏@SOUL for SALEだっけな。まあいいや。で、僕が思うのは「同じ話をぐるぐるとする。それが何でいけないのだろう?」ということだ。だって4000年昔のエジプトだかどっかの象形文字を解読したら「最近の若い者は…」って書いてあったって言うじゃん。人間なんて、そんなもんでっせ。 その点、ネットっていうのは恐ろしい。だって昔の議論が全部残ってるから。残ってるって言っても、今はまだせいぜい98年か2000年以降ぐらいの分しか残ってないさ。だからもしかしたらまだ議論してないことがあるかもしれないし。 だけど、これを10年や20年続けていったらどうするよ?あらゆる話は、もう何年か前に議論され尽くしたことにな

    過去のことは忘れなければならない、あるいはknowledgeの生まれる場所 - R30::マーケティング社会時評
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    kata 2005/03/03
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