asahi.com:Ｊ２鳥栖と山形、ファン互いにエール-マイタウン佐賀サッカーＪ２のＪ１昇格争いが白熱している。初昇格をかけて上位で争う鳥栖と山形は、発足当時の参加チームでＪ１経験がない「唯二」のチーム。「Ｊ２の番人」とからかう人もいるほどだ。お隣に大都市の福岡と仙台を控え「田舎者」とバカにされてきた苦い歴史も共有している。苦節１０年、悲哀を味わい続けてきたサポーターたちは、悲願を目前に「一緒に昇格しよう」とエールを交わしている。（佐賀総局・神澤和敬、山形総局・藤木健） ９９年にＪ２が誕生した当時は１０チームが参加。うち鳥栖と山形を除く８チームはＪ１を経験している。クラブ創設時期でみても、８４年の山形は、仙台（８８年創設）や大分（９４年）にも追い越された。 特にライバル意識が強いお隣のチームに先を越されたのが痛かった。福岡はＪ２創設前の９６年、仙台は０２年にＪ１を経験している。 ともに人口１００万人を超え、九州、東北経済の中心地でもある福岡、仙台
