JR四国は、3月13日のダイヤ改正から、高松駅発着の一部列車で、車掌乗務に代えて契約社員によるアテンダント(客室乗務員)を導入する。将来予想される大量退職時代に備えた措置で、人件費を抑えながら必要な社員数を多様な人材から安定的に確保する。 アテンダントは車内での改札、放送、巡回、切符販売などの接客サービスに加え、ドアの開閉やホーム確認などの乗降確認、緊急時の避難誘導や応急手当てなどを行う。車掌が行っている駅構内での列車の入れ替えなどの運転業務には携わらない。 他のJRグループは、車掌が乗務したうえで接客専門の客室乗務員を導入しているが、車掌に代わる形での導入は初めて。 1年契約の更新制。2月3日まで最初の募集を行っている。3年間で20人程度を採用する方針。勤務地は高松市で、午前8時から午後8時台の高松〜宇多津・児島間の特急と、快速「マリンライナー」に乗務する。 同社の松田清宏社長は「明るく