JR東日本の労働組合の一つ、国鉄福島動力車労働組合などは7日、福島県南相馬市のJR常磐線小高-原ノ町での運転再開を巡り、乗客や職員に被曝を強制するとして反対を表明した。 JR東は東日本大震災以降、同区間での運転を見合わせていたが、東京電力福島第1原発事故で南相馬市の一部に出ている避難指示が解除される12日に合わせて、再開する予定。 福島市内で記者会見した同組合の橋本光一執行委員長は「高線量地域への居住を既成事実化することに、鉄道が利用されるのは認められない」と話した。 JR東は「同区間で放射線量を測定し、安全は確保されている」としている。
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