北海道新幹線が開業した昨年3月以降、青森県と北海道函館市を結ぶフェリーの利用客が増加している。開業効果で函館が観光客の人気を集める中、料金の安さと津軽海峡の眺望が再評価されているためだ。新幹線に客を奪われると懸念していた運航会社にとっては、うれしい誤算。今後も新幹線との共存共栄を図ろうとしている。今年3月下旬、青森港(青森市)のフェリー乗り場では、未明にもかかわらず20人ほどが午前2時40分発
福井県立歴史博物館(福井市大宮2)が4月29日、移動講座「えちぜん鉄道車両基地見学と京福電鉄廃線跡をめぐる」を行った。 大野市内で、越前本線とJR越美北線との立体交差跡を見学する参加者 同館で開催中の展覧会「福井の私鉄」関連イベントとして企画し、県内外から40人が参加した。学芸員の瓜生由起さんによると「過去に例を見ないペースで申し込みがあり、4月1日の募集開始から約1週間で定員に達した。東京・神奈川・大阪などからも応募があった」という。 講座はえちぜん鉄道(旧京福電鉄)永平寺口駅(永平寺町東古市)周辺の探訪から始まった。京福電鉄永平寺線(2002年廃線)との結節駅として、かつては4面6線の規模を誇った同駅。参加者は配付資料に記された当時の構内線形図と現在の線形を見比べながら往時をしのんだ。 1974(昭和49)年に廃線となった京福電鉄越前本線勝山~京福大野間では、道路脇に1本だけ現存する架
会津鉄道(会津若松市)は4月29日、同市の芦ノ牧温泉駅の初代名誉駅長で昨年4月に死んだネコ「ばす」のヘッドマークをあしらった列車の運行を開始した。ヘッドマークは今月28日までの土、日、祝日に走るイベント列車「お座トロ展望列車」に設置し、運行する。 ヘッドマークは、ばすが死んでから1年が経過したのを機に企画した。運行初日は同市のJR会津若松駅にヘッドマークをあしらった列車が登場し、観光客らがばすのヘッドマークを撮影した。お座トロ展望列車は会津若松―会津田島間を1日3本運行し、会津若松駅からは午前10時と午後2時2分、会津田島駅からは午前11時52分に発車する。 ばすは2008(平成20)年から名誉駅長を務めた。15年12月に2代目のらぶに駅長を譲り、「初代ご長寿あっぱれ名誉駅長」として活躍したが、昨年4月に老衰のため死んだ。
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