読売新聞の調査では、全国の医学部をもつ大学のうち、一部の大学の2次試験で女子が厳しく評価される傾向もみられた。 2次では面接や小論文、適性検査などが課される。各校の方針をもとに、医師としての適性があるかを判断するため、面接では、志望理由や倫理観など様々な観点から質問する。 男女比を公表した26の私大で、今年の一般入試の1次合格者のうち、最終合格者の合格率を男女で比較したところ、13校は女子の合格率が男子に比べて低かった。このうち聖マリアンナ医科大、日本大、昭和大、東京医科大の4校は、男女の合格率の差が10ポイント以上開いており、最も差があった聖マリアンナ医科大は男子31・95%に対し、女子14・71%だった。私大全体では、男子33・25%、女子31・41%で、女子は男子に比べて1・84ポイント低かった。