Published 2019/06/30 11:50 (JST) Updated 2019/07/09 16:09 (JST) 長崎県内バス・鉄道の共通ICカード乗車券「長崎スマートカード」がシステム老朽化のため利用を終える。後継は、長崎自動車グループが地域独自カード、他の6社局が全国共通カードと選択が割れた。営業エリアが重なる長崎市内と近郊では、2種類が併存することになる。一本化できなかった経緯や両カードの比較、利便性向上への課題を取材した。 ■移行 長崎県バス協会によると、スマートカードは約120万枚が利用されている。各社とも周知を兼ね数カ月間、新カードと併用するが、移行スケジュールは異なる。 長崎自動車グループのバス4社のうち、長崎自動車(長崎市)=長崎バス、さいかい交通(西海市)は9月16日に「エヌタスTカード」を発売、利用を開始する。スマートカードを使えるのは12月27日まで。島