熊本市は、新型コロナウイルス感染防止対策で市電の朝の通勤時間帯の混雑を緩和するため、健軍町電停(東区)近くの「健軍四ツ角」バス停から市中心部へ向かう市電のルート沿いに、臨時急行バスを運行している。 臨時バスは平日の午前7時~同9時、10分間隔で13便運行。運賃は市電と同じ一律170円で、現金のほか市電の定期券や1日乗車券などを利用できる。IC乗車券は不可。 市交通政策課によると、所要時間はほぼ変わらないという。23日から運行を始め、当面の間実施する。 乗車は健軍四ツ角のみ。水前寺駅通り、九品寺交差点、水道町、通町筋、市役所前、桜町バスターミナルの各バス停で降車できる。 また市電は利用者の減少を踏まえ、25日から土曜は日祝ダイヤで運行し、土曜ダイヤより67本減便する。5月2~6日はさらに少ない特別ダイヤとする。平日午後11時からの深夜帯も、5月11日から6本運休し、5本の運行区間を短縮する。