京福電気鉄道(本社・京都市中京区)は13日から、嵐山本線(四条大宮―嵐山)の最終電車の時刻繰り上げなどダイヤ変更を実施すると発表した。コロナ禍でインバウンド(訪日外国人)需要がほぼゼロになった影響などで利用客減に歯止めがかからないことや、施設の保守・工事で夜間に十分な作業時間を確保するためという。 新しいダイヤでは、四条大宮からの終電(…
満開の桜で彩られた伊豆多賀駅(静岡県熱海市)で伊豆急行の100系電車と離合する185系トップナンバー編成の下り特急「踊り子」=国鉄伊東線伊豆多賀駅で1983年4月9日、諸河久さん撮影 国鉄時代末期に誕生した特急電車が、3月13日のJR東日本のダイヤ改正を機に第一線の定期運用から退く。その名は「185系」。主に特急「踊り子」として約40年間、首都圏と静岡県の伊豆を結んだ。多くの観光客らに愛された車両の往年の雄姿を捉えた写真集「185系特急電車の記録」(フォト・パブリッシング)がこのほど出版された。著者である写真家の諸河久さんとフリーランスライターの北沢剛司さんに、その魅力を聞いた。 「これまでの車両に比べて、斬新な印象を持ちました」。185系が登場した1981年当時を、そのように振り返るのは鉄道写真の大御所である諸河さん。白地の車体に緑の3本のストライプが斜めに入るデザインは、濃いクリーム色
福井県永平寺町藤巻のえちぜん鉄道小舟渡駅周辺で発生した土砂崩れについて福井県は3月3日、勝山永平寺線の復旧時期は見通せないとした。 現場は線路南側の斜面。2日午後1時45分ごろ、幅約60メートル、高さ約40メートルにわたり斜面の崩落を防ぐのり枠ごと崩れ、土砂が県道藤巻下荒井線や線路を覆った。えち鉄は山王-勝山間の運転を見合わせ、同区間で代行バスを運行している。 3日の県議会総務教育常任委員会で西本恵一委員(公明党)は「えち鉄の復旧は数カ月程度要するのでは」と質問。県交通まちづくり課の西野光課長は「応急工事に向けた準備を進めており、現時点では見通せない。関係者と調整した上で(復旧時期の)めどを示したい」と述べた。
パソコンやスマートフォンなどでいつでもどこでも熊本日日新聞を読める「熊日ビューアー」をスタート!画面上で紙面の拡大縮小ができ、文字や写真が見やすく便利です。 南阿蘇鉄道(熊本県高森町)は3日、令和3年3月3日にちなんだ記念入場券「3(SUN)ならび記念きっぷ」の販売を始めた。 売り出したのは日の当たる時間が長いことから名付けられたとされる南郷谷の「長陽」駅の入場券と、昔懐かしい厚紙の「硬券」で特別に発行した部分運行区間の高森-中松間の往復乗車券のセット。それぞれ「3年3月3日」の刻印を押す。 500セット限定で、高森駅か同社のオンラインショップで購入できる。同鉄道0967(62)0058。(上杉勇太)
天竜浜名湖鉄道(浜松市天竜区)は三日、昨年車両に装着した「三陸鉄道応援ヘッドマーク」のうち、オークションにかけた二枚の売上金十六万三千三百二十八円を三陸鉄道(岩手県宮古市)に寄贈した。オンラインによる贈呈式が掛川市の千浜小学校であり、三鉄側からは五年生二十七人向けの防災講話が催され、東日本大震災からの復興を描いた絵本三冊が同校に贈られた。 (中野吉洋) 千浜小学校は、天浜線の起点となる掛川市にあり、大震災で犠牲者ゼロだった岩手県釜石市の釜石小学校の訓練を応用した「下校時津波避難訓練」を実施するなど防災教育に力を入れている。防災講話では三鉄の中村一郎社長が画面越しに講師を務め、「地震は日本中、必ず起きる。いざというとき、自分の命は自分で守って」と日頃の訓練の大切さを説いた。
JR東日本の深沢祐二社長は3日の記者会見で、宮城、福島両県で最大震度6強を記録した2月13日の地震で被災し、一部区間で徐行運転が続く東北新幹線の所要時間を今月13日にも短縮する方針を明らかにした。通…
昨年6月に引退した阪神電鉄の伝統車両「赤胴車」1両が4日未明、コミュニティースペースとして“余生”を送るため、保管されていた同電鉄尼崎車庫(尼崎市)から都市再生機構(UR)武庫川団地(西宮市)に移送された。昭和から令和まで活躍したクリームと赤色の車両は今夏から、再び人々に親しまれる場を目指す。 赤胴車は1958年にデビュー。当時流行した人気キャラクター「赤胴鈴之助」にちなみ愛称が付けられたという。同電鉄の主力として走った後、2015年以降は武庫川線のみで運行。老朽化などのため昨年引退し、今回の1両を残して廃車となった。移設は阪神電鉄とURが沿線活性化に向けて昨春結んだ協定のシンボルとして実現した。 この日は午前3時すぎ、武庫川線を走った「7890形」がトレーラーに載せられ、車庫を出発した。新調された「武庫川団地」の表示幕を付け、国道43号を通って約1時間で同団地に到着。団地中央の広場で昼を
九州新幹線長崎ルートの2022年秋ごろの暫定開業に伴い、肥前鹿島駅を通る特急列車の本数が減少する問題に関し、佐賀県は3日、同駅の乗降調査の結果を明らかにした。特急利用の約9割が佐賀、博多方面との往来で、通勤客が多くを占めるとして、減少の影響を最小限にとどめる運用をJR九州に求めている。
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