日本航空(JAL)は2日までに、欧州の航空会社と共同運航(コードシェア)する複数の路線を自社の単独運航に切り替えた。ロシア政府が欧州の航空会社による領空飛行を禁止したため、安全な運航ができなくなるおそれがあると判断した。英ブリティッシュ•エアウェイズ(BA)とフィンランド航空(フィンエアー)と共同運航する羽田ーヘルシンキ線と成田ーフランクフルト線のほか、BAと共同運航する羽田ーロンドン線を単独
ロシアがウクライナへの全面侵攻を開始してから約1週間。刻々と変化する戦況や現地での痛ましい被害が伝えられるなか、未だに見えないのが「プーチン大統領の思惑」だ。プーチンは何を求め、どんなシナリオのもとでこの侵攻を行っているのか。 そこで、防衛省防衛研究所でロシアの安全保障について研究している山添博史氏(主任研究官)にインタビューを行った。全面侵攻が始まった2月24日、報道番組「news every.」(日本テレビ系)に出演し、「ロシアの嘘を許してはならない」と強く語った山添氏は、現在の情勢をどう見ているのか――。(全2回の1回目/後編に続く) ※インタビューは3月1日夜に行いました ◆ ◆ ◆ ――ロシアがウクライナに侵攻してから6日が経ちました。ロシアの安全保障を専門とされる山添さんにとっても、やはりこの事態は想定外のものだったのでしょうか。 山添 2月21日の夜にロシア連邦がウクライナ東
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