近畿日本鉄道の来年4月からの全線運賃値上げ方針に関し、沿線自治体の愛知県の大村秀章知事は21日の記者会見で、新型コロナウイルス禍で経営状況が悪化しているとして「利用者からすれば避けてもらいたいとは思うが、やむを得ない面もある」と理解を示した。 近鉄は15日、国土交通省に運賃改定を申請した。大村氏は、同省の審査を見守る考えを強調した。一方、同じ近鉄沿線の奈良県の荒井正吾知事は値上げについて「県民感情として歓迎されない」とし、認可判断前に公聴会を開くよう同省に要請している。
鉄道車両メーカー「総合車両製作所」(横浜市金沢区)が、「青ガエル」の愛称で親しまれた東急電鉄5000系車両を長野県の観光施設から譲り受けることを決めた。車両は同社の前身が1950年代に製造。70年近い時を経て、横浜に“里帰り”を果たす。市内の工場で保存し、一般公開も検討している。 同社によると、青ガエルは、前身の「東急車輌製造」が105両製造した。今回保存を決めたのは56年に新造された車両で、80年に長野電鉄に転用、97年に廃車となった。その後、長野県須坂市の観光施設で展示されていたが、施設の閉館に伴い、引き取ることを決めた。 担当者は、「当時の画期的な技術が使われ、鉄道の軽量化の先駆けとなった車両。保存する価値がある」と説明。譲り受けるのは先頭車両1両で、今年から来年にかけて移送される予定だ。 青ガエルは、車体が緑色一色で正面の形状が下ぶくれ顔に見えるのが特徴。同型の車両には、JR渋谷駅
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