一般ドライバーが自家用車を使い有償で客を運ぶ「ライドシェア」が三浦市内で始まって16日で1カ月。低調な利用状況に対し、地元飲食店からは落胆の声が聞かれる。運行管理を委託されているタクシー会社も、実証実験後の自社による本格実施には否定的だ。前途多難な中、ともにタクシー配車アプリの改善やPRの強化を求めている。 直近の公表データによると、…
相鉄ホールディングス(HD、横浜市西区)が26日発表した2024年3月期連結決算は、純利益が前期比2・3倍の160億8千万円だった。新型コロナウイルスの5類移行に伴い人流が回復。相鉄・東急新横浜線の開業効果もあった。インバウンド(訪日客)の増加などを背景にホテル業は過去最高益を更新。3期連続の最終黒字となった。 売上高は8・2%増の2700億3900万円、営業利益は約2倍の289億6500万円だった。 セグメント別にみると、運輸業は、売上高が17・7%増の419億8900万円。営業損益は8億9200万円の赤字から一転、35億9200万円の黒字となった。 昨年3月に開業した相鉄・東急新横浜線の効果や人流の回復により、輸送人員は7・9%増。定期券収入は計画を下回ったものの、全体の旅客運輸収入は18・0%増えた。 横浜ベイシェラトンは売り上げ過去最高
三浦市三崎町小網代の旧京急油壺マリンパーク跡地に残る水族館施設と、隣接の旧ホテル京急油壺観潮荘が5月から解体される。水族館の閉館から2年半余。多くの人を楽しませた思い出の施設が消え、再整備に向けた動きが一歩進む。 京浜急行電鉄(横浜市西区)が近隣住民に配布した文書によると、建物の解体と設備の撤去工事は5月16日から始まり、2025年9月30日の終了予定。建物にはアスベストを含む建材が使用されており、慎重に作業を進めるとしている。 解体工事は旧マリンパークを先行し、旧観潮荘の施設は8月から始める見込み。11日には関係者による工事の安全祈願が非公開で行われた。 マリンパークは建物や設備の老朽化と入場者減少のため21年9月、多くの人に惜しまれながら53年の歴史に幕を閉じた。跡地には22年1月にキャンプ場が開業したが、イルカとアシカのショーが演じられた屋内大海洋劇場や大回遊水槽があった「魚の国」な
電車運行の安全性を向上させるため、運転士にサングラス(遮光レンズ付きの保護メガネ)の着用を認める鉄道会社が増えている。神奈川県内では2020年に小田急電鉄が使用を認め、京急電鉄、東急電鉄、江ノ島電鉄、JR東日本の各社に広がっている。日光のまぶしさを軽減させ前方を確認しやすくなる効果があるが、各社が気にしているのは乗客に与える威圧感。乗客の目に付きやすいホームを歩く際に、はずすなどの配慮をしている。 「ホーム上では使用しない」ルール 江ノ島電鉄では今年1月から1カ月間程度、希望する運転士を対象に着用を試験的に認めた。
JR東日本横浜支社は、相模線(茅ケ崎-橋本間)の無人駅などで4月から、運転士によるホームでの車いす利用者の乗降補助を開始する。JR東日本では、2022年1月から小海線などでこうした取り組みを導入しており、東日本管内では12路線目。横浜支社管内は初めてとなる。 無人駅や一部時間帯のみ有人となる駅での乗降補助は、事前連絡があった場合のほか、事前連絡がない場合も申し出があれば対応するが、その場合は、駅係員の手配に時間がかかっていた。 相模線18駅のうち、橋本、海老名、厚木、茅ケ崎は有人駅でこれまで通り駅係員が対応。これ以外の無人駅(8駅)と一部時間帯有人駅(6駅)が対象になるが、運転士の補助はホームのみ。無人駅の相武台下と一部時間帯有人駅となっている北茅ケ崎は、駅出口からホームまでの間で階段を使わざるを得ないところがあるため、ホーム以外の介助を駅係員に頼む場合は従来同様の対応となる。 「共生社会
横浜市が、上瀬谷通信施設跡地(瀬谷、旭区)と相鉄線瀬谷駅周辺の2キロ余りを結ぶ「新たな交通」の整備に向け、地下にトンネルを掘削する方向で検討を進めていることが24日、関係者への取材で分かった。跡地で2031年ごろの開業を目指す大型テーマパークの来場者らを念頭に、トンネルを走行する新形態の交通手段を導入して利便性を高める狙い。将来的な延伸の可能性も視野に入れているとみられる。 関係者によると、市は関連事業費として24年度当初予算案に約3億円を計上し、調査や設計に着手する方針。新形態の交通は、新たな技術を駆使した国内でも珍しい事例になるとみられる。まずは瀬谷駅周辺と上瀬谷跡地の一角を往復する路線を開業し、既存の交通インフラを生かす形で延伸の可能性を検討する。 新たなIC整備への予算も
JR東海道線大船-藤沢間で2032年ごろに開業を予定する「村岡新駅」(仮称)周辺の土地区画整理事業を巡り、国土交通省は30日、事業計画を認可した。対象は藤沢、鎌倉両市域にまたがる計約38ヘクタールで、藤沢市域(村岡地区)には健康・医療関連の最先端研究開発機関やものづくり企業が立地しており、市は事業者の都市再生機構(UR)と連携し、創造性に着目した都市拠点の形成を本格化させる。一方、鎌倉市域(深沢地区)は市庁舎の移転を柱にしているが、計画が難航している。 村岡地区は約7ヘクタールで、市は20年度に新駅周辺地区まちづくり方針を策定。地区の将来像実現の重要テーマとして▽創造的な場づくり▽新しい交通結節点づくりなど4点を提示。研究系や交流・コンベンション系、飲食、生活サービスなど憩い・リフレッシュ系などの機能を整備する方針だ。 うち約3ヘクタールの市有地(市土地開発公社が所有)については、官民連携
JR東日本横浜支社は、人気バンド「サザンオールスターズ」の野外ライブ「茅ケ崎ライブ2023」開催に合わせ、全車指定席の臨時特急「えぼし」を運行する。車両は「E257系9両」で、東京と伊豆を結ぶ特急「踊り子」などで使用。今回は、サザンの楽曲に登場する茅ケ崎のシンボル「えぼし岩」にちなんだ列車名を付けた。 運行日は9月27日、28日、30日、10月1日の4日間で、区間は東京-茅ケ崎駅。途中停車駅は品川、川崎、横浜駅のみ。乗車には指定席特急券のほか、乗車区間の乗車券が必要となる。 運行日の1カ月前から「みどりの窓口」などで発売する。「えきねっと」は、今月25日午後2時から予約開始予定。 運行日には、臨時の普通列車も増発する。区間は横浜-茅ケ崎駅。担当者は「ライブ鑑賞の往復に、便利な列車を使ってほしい」と話している。(岡部 恵里)
鎌倉市の松尾崇市長は9日の定例会見で、観光スポット化している江ノ島電鉄の鎌倉高校前駅近くの踏切(同市腰越1丁目)に配置中の警備員について「(配置)時間を拡大していくか検討していきたい」と述べた。 同踏切は人気漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」のアニメのオープニングシーンに登場するなど、外国人観光客に特に人気で平日でも常にカメラやスマートフォンを構えた観光客でにぎわっている。 市都市計画課によると、近隣住民からの要望もあり、2017年4月から土日や三連休、ゴールデンウイーク(GW)の午前10時から午後6時まで警備員1人を配置。写真撮影の観光客が車道に出ないように注意喚起をしている。 GW中には朝6時台から…
相鉄グループの相模鉄道(横浜市西区)は18日、相鉄いずみ野線ゆめが丘駅(同市泉区)のリニューアルを発表した。グループが進めるゆめが丘大規模集客施設の側に新たな改札口を設けるもので、同施設がオープンする2024年夏の完成を予定する…
小田急電鉄(東京都)は3日、「生涯、忘れることのない入社式を」と、既に定期運行を終了し今秋にラストランを迎える特急ロマンスカー「VSE」で開催した。展望車で星野晃司社長が新入社員に辞令を交付したほか… 今秋引退するロマンスカーVSEの前で記念撮影する小田急電鉄の新入社員=東京都世田谷区の喜多見電車基地 [写真番号:1150210] この写真に関するお問い合わせ ロマンスカー展望車内の小田急電鉄入社式で星野晃司社長(前列右)らと記念撮影する新入社員=都内 [写真番号:1150211] この写真に関するお問い合わせ ロマンスカー展望車内の入社式であいさつする小田急電鉄の星野晃司社長=都内 [写真番号:1150212] この写真に関するお問い合わせ ロマンスカー展望車内の小田急電鉄入社式で新入社員を代表してあいさつする安部孔明さん=都内 [写真番号:1150213] この写真に関するお問い合わせ
4日午後8時55分ごろ、神奈川県藤沢市の江ノ島電鉄江ノ島駅構内の線路上に、軽乗用車が進入してきたと119番があった。電車との衝突はなく、車は線路上にとどまり、約2時間後に撤去された。運転手や乗客らにけが人はいなかった。江ノ島電鉄は一時全線で運転を見合わせた。 藤沢署によると、線路が道路上を通る路面区間から進入してきたとみられ、運転手の男性から事情を聴いている。駅近くでラーメン店を営む男性(48)は「聞いたことのない警報音が鳴っていて驚いた」と話していた。
「新横浜線」が開業し始発列車を見送る(右端から)東急の福田誠一社長と相鉄の千原広司社長=18日午前、新横浜駅 東急電鉄と相模鉄道が直通する新線「新横浜線」が18日、開業した。新設された新横浜駅で早朝、始発列車に合わせて式典が行われ、出席した両社社長らがテープカット。駆け付けた鉄道ファンと共に駅のホームで出発した初列車を見送った。 東急によると、開業したのは、いずれも横浜市の日吉駅(港北区)と相鉄の羽沢横浜国大駅(神奈川区)を結ぶ約10キロの区間。相互乗り入れし、東海道新幹線の利用客も含め、東京都心の渋谷方面にアクセスしやすくなるメリットがある。 新線開業に合わせ、JR東海は18日、新横浜駅を始発とする東海道新幹線「のぞみ」の下り臨時列車の運行を土曜日と月曜日を中心に始めた。
戦後復興期から高度成長期に活躍した小田急電鉄の鉄道車両「クハ1851号」を直し、後世に残していこうと、相模原市民らでつくる保存会が修復費などを募るクラウドファンディング(CF)を行っている。小田急1800系は廃車となり、現存するのは同車両を含め2両しかないという。保存会は「… 高度成長期に活躍した小田急電鉄の元車両「クハ1851号の同型車両」=1972年、小田急線相模大野駅(保存会提供) [写真番号:1143314] この写真に関するお問い合わせ 半分にカットされ、老朽化が進んだ現在の「クハ1851号」(保存会提供) [写真番号:1143315] この写真に関するお問い合わせ 1800系の車両の写真を手に「僚友ともいえる2車両を再会させ、保存したい」と語る松葉さん(右)と杉本さん=相模原市中央区 [写真番号:1143316] この写真に関するお問い合わせ
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