安倍元総理大臣が銃撃され死亡した事件で警察庁の検証結果が公表されたことを受け、奈良県警察本部の鬼塚友章 本部長が記者会見を開き、辞職する意向を表明しました。 奈良県警察本部の鬼塚本部長は25日午後4時半から会見を開き、はじめに「改めて安倍元総理が銃撃され亡くなったことに哀悼の意をささげるとともに、遺族を始め関係者の方々にお悔やみ申し上げます。また県民国民の皆様などに不安と心配をおかけしたことを心よりおわび申し上げます」と述べ、深々と頭を下げました。 そのうえで「事態の重大さに鑑み、職を辞して、責任を取るべきであると判断するに至った」などとして辞職する意向を表明しました。 鬼塚 本部長は安倍元総理大臣の街頭演説の際の警護の責任者で、事件当日の朝、原案どおり警護計画を承認していて、警察庁の検証結果では、過去の警護計画を安易に踏襲したことで後方の危険性が見落とされるなどしたと指摘されました。 こ