Published 2022/12/19 16:59 (JST) Updated 2022/12/20 12:30 (JST) JR東日本は19日、8月の大雨で被災し運休している津軽線・蟹田-三厩間について、廃止も含めた協議を年明け以降、青森県や沿線の外ケ浜、今別両町と行う考えを示した。復旧工事を行う場合は期間が約4カ月、費用は最低でも6億円と見込んでいるが、同区間は利用者が少なく赤字。同社はバスへの転換など、持続可能な交通体系の在り方を相談したいとしている。 同社盛岡支社の久保公人支社長が青森市で記者会見し、明らかにした。 久保支社長は、同区間の利用者数が1日当たり約100人だとし「仮に復旧したとしても鉄道の特性である大量輸送のメリットを発揮することが困難」と述べた。県と沿線2町には、存廃を協議したい旨を伝えたとした。 一方、三村申吾知事は同日、「鉄路の維持が必要との立場で協議に参加する