23日午前7時55分ごろ、神戸市東灘区住吉本町1のJR住吉駅に停車していた普通電車の運転士が、付近の線路内で「白煙が確認できる」と駅員を通じて119番した。 東灘署や神戸市消防局によると、運転士に方向を伝える目的で線路内に設置された木製の標識(高さ約50センチ)1本が燃えた。約40分後に消し止められ、けが人はなかった。 この火災により、JR神戸線と京都線で上下4本が運休したほか計57本が最大51分遅れ、約5万6千人に影響した。
3月16日の北陸新幹線福井県内開業後、駅と観光地を結ぶ2次交通は、タクシーやレンタカーは開業前より好調だが、当初懸念された「車両不足」までには至っていない。県内の新幹線4駅を比較すると、2次交通の利用客が福井駅に偏っているという指摘があり、観光バスもルートによって人気に差が出ているようだ。 県内の約30社が加盟する県レンタカー協会によると、県内全体の3月の稼働率は前年比120~130%。平日はビジネス客、土日は観光客中心の構図は開業前後で変わっていないが、同協会の中川伸一朗会長は「開業後は平日を含め1週間を通して全体的に増えている」と話す。 店舗は県内4駅周辺に立地。駅ごとに利用の濃淡があるようで、「利用客は福井駅に“一極集中”している印象」と中川会長。利用客の半数以上が福井駅から観光地や宿泊場所に向かっているという。 利用客数が多いのは福井駅に次いで敦賀駅、芦原温泉駅、越前たけふ駅の順。
2017年から休館中の札幌市交通資料館(南区真駒内東町1)が5月1日にリニューアルオープンする。22日には報道陣向けに展覧会が開かれた。目玉となる大正時代の市電車両「木製22号車」や、触って学べるをテーマにした体験型の各展示がお披露目された。...
会談でJR東海の丹羽俊介社長(左奥)にあいさつする阿部守一知事(右奥)=22日午後3時半、長野市の県庁 JR東海のリニア中央新幹線整備を巡る阿部守一知事と同社の丹羽俊介社長の「トップ会談」は22日、県庁で開いた。同社が東京・品川―名古屋間の2027年の開業断念を表明してから初の開催。阿部知事は新たな開業目標の明示や飯田市に建設中の県駅への「1時間当たり複数本」の停車実現を求めたものの、明確な回答はなかった。 丹羽氏は、27年開業断念の主な原因とする静岡工区のトンネル掘削工事に着手する必要があるとし、現時点で「新たな時期を
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