24万5000人もの入場者を集めた今年のル・マン24時間。 地元フランスのプジョーが去った後にもこれだけの観客が集まるのは王者アウディに挑むトヨタの存在があってこそだろう。 さらに「ハイブリッド対決」「ディーゼル・エンジン対ガソリン・エンジン」といった構図もよりファンの興味を惹いたはずだ。 これまでのWEC今季2戦で圧勝を重ねたアウディはル・マン直前にエア・リストリクターの規制を受けることとなった。さらにトヨタらガソリン車の積載燃料は3リッター増やされることとなった。 しかし、こうした「性能調整」も結果的にアウディを脅かす程のものではなかったようだ。そして、レース展開がまたトヨタには向かなかった。 スタート直後58分間のセーフティーカー・ランに象徴されるように計11回ものフルコース・コーションはトヨタから「燃費勝負」の術を奪い去ったのだ。 アウディ34回、トヨタ30回…24時間で4回のピッ
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