tarコマンドを使って「一部のファイルやディレクトリを除外」してアーカイブファイルの作成と展開を行う方法を、例を用いて解説します。 一部のファイルを除外してtarアーカイブを作成するtarコマンドに「–exclude パターン」を指定することで、ファイルを処理対象から除外できます。 「パターン」には、ファイル名やディレクトリ名を指定します。「*」「?」「[…]」といったワイルドカードを用いて指定することもできます。 例えば、カレントディレクトリに以下のような構成の「tar-test」ディレクトリがあるとします。 $ tree tar-test/ tar-test/ ├── test_1 │ ├── test_1 │ │ ├── test_1.txt │ │ ├── test_2.txt │ │ └── test_x.txt │ ├── test_2 │