【新華社長沙4月9日】多くの古井戸が発見され、前漢や三国時代の簡牘が大量に出土したことで有名になった湖南省長沙市の五一広場で先ごろ多くの古井戸が見つかった。同市の文物考古学機関は警察と連携し、一部が見つかった古井戸の周辺を厳重に封鎖した。現在、発掘作業の準備が急ピッチで進められている。 同広場の中央ビジネス区東牌楼地区の基礎工事現場で複数の古井戸が見つかった。1996年、広場近くの走馬楼で10万点を超える三国時代呉国の簡牘が出土し、2003年には同じ地区で前漢の簡牘、04年には後漢の簡牘が数多く出土した。また昨年6月にさらに1万点以上の後漢の簡牘が出土した。 長沙簡牘博物館の宋少華元館長は、これらの簡牘は不思議なことにすべて古井戸の中から見つかったと述べた。 今回見つかった古井戸群は、呉国の簡牘が出土した走馬楼から通り一つしか離れていなかった。古井戸は楕円形、方形、円形とさまざまな形があり