熱中症 搬送すでに680人超 6月22日 14時57分 ことしに入って、先月30日から今月19日までの間に、熱中症で病院に運ばれた人は、全国で680人以上に上り、1人が死亡しています。 総務省消防庁によりますと、先月30日から今月19日までの3週間に熱中症で病院に運ばれた人は全国で685人に上っています。沖縄県が最も多く67人で、愛知県が64人、大阪府が37人、兵庫県が34人、新潟県が31人、東京都が30人となっています。このうち沖縄県では、今月9日、自宅の部屋で寝ていた74歳の女性が熱中症とみられる症状で亡くなりました。年代別では、65歳以上の高齢者が276人と、全体のおよそ40%に上っています。高齢者は暑さを感じにくいため、自覚症状がないまま熱中症になる危険があります。総務省消防庁は、特に高齢者は暑いと感じる前にエアコンや扇風機を利用するほか、のどが渇いていなくてもこまめに水分を補給す