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ブックマーク / petronius.hatenablog.com (2)

  • 『コクリコ坂から』 宮崎吾朗監督 普通のアニメ制作会社になろうとしているスタジオジブリ - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    評価:★★★★4つ (僕的主観:★★★★☆4つ半) 視聴終了後、集約して感じたのは、「スタジオジブリは普通のアニメ制作会社になろうとしているんだな」ということでした。 これは悪い意味ではありません。宮崎駿という個人の妄想が時代の文脈を超えてエンターテイメントとして商売として成立してしまう、ある種、化け物的なクリーチーなアニメ制作会社であったスタジオジブリが、まともな制作「集団」になろうとしているんだな、という感じです。 スタジオジブリを語る文脈には、常に「宮崎駿の後継者はできるのか?」という問題提起がいつも存在していました。けれども、さすがに御大の年齢と『もののけ姫』以降のスタジオジブリの作品を見ていれば、宮崎駿という希代のクリエイターは、後にも先にも生まれない「天才」だったんだ、ということが、我々もよくわかってきたんだと思います。時代性を無視してムーブメントを起こす力があり、この分裂する

    『コクリコ坂から』 宮崎吾朗監督 普通のアニメ制作会社になろうとしているスタジオジブリ - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
  • 『とある科学の超電磁砲』 長井龍雪 監督 才能のなさへの劣等感と選ばれたものの孤独、、、そのどれもを超えた所に仲間はある - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    レールガンとてもよかったんだよね。映像を軽く見直しても、ぐっとくる。何がって、非常に陳腐な青春物語の日常に起きるテーマが、ちゃんと描かれて軸になっていると思ったんですよ。それは、佐天さんと美琴の立ち位置の立ち位置に全てが現れているんだけれども、この二人って「才能を持たないもの(佐天)」と「才能をもつもの(美琴)」の対比で描かれているんですよね。この物語の軸がとっても類型的な青春物語なのは、この二人の同等の成長する手目の「超えるべき壁」が用意されるんだよね。 端的に行ってしまうと、佐天にとっては、「能力あるものへの嫉妬とその裏返しである劣等感」をどう克服するか?ってこと。美琴は、「選ばれたものの孤独」をどう理解していくか?ってこと。これだれかが、佐天さんが香山リカさんで、美琴が勝間さんだって対比をツイッターで書いていたけれども、あまりにその通りで笑ってしまった。なぜ、スピンオフで、とある魔術

    『とある科学の超電磁砲』 長井龍雪 監督 才能のなさへの劣等感と選ばれたものの孤独、、、そのどれもを超えた所に仲間はある - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
    katoru
    katoru 2010/03/28
    とらドラ!の監督だったのか。借りてきて見てみようかな
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