「漬けたては酸味も塩気も尖っていますが、時間が経つうちになじんで丸くなってきます。そこまで待てば、果皮は刻んで香りのいい塩として、漬け汁は塩気のあるまろやかな酢として、野菜料理にはもちろん、肉や魚料理にも幅広く利用できるんです。ほのかな苦味が料理の味わいをグッと引き締めてくれますし、酸味も穏やかなので酸っぱいのが苦手な人でもおいしく食べられます」 すっかり塩レモンにはまってしまい、いろいろ試作してきたという赤坂さんのお薦めは、塩分濃度10%。 「適度なしょっぱさで、塩味の見当もつけやすく、使いやすい。冷暗所で保存もできます。レモン丸ごとで漬け込むのがモロッコスタイルですが、くし形に切って漬けると1か月ほどで塩も早くなじむし、少量でもつくりやすいですよ」 今から仕込んで待つことしばし1か月。"塩レモン"で我が家ごはんのレパートリーをぐっと豊かに爽やかに! 【塩レモンの作り方】 つくり方はとっ
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