iPhoneでのインラインアセンブラの使い方を簡単に説明してきましたが最後となる第6回では実用的なサンプルとして「画像のグレースケール化」の解説をします。 サンプルのインラインアセンブラの部分はこの様になります。 static __inline__ void asmGrayscale(unsigned char *bitmap, int bitmapSize){ int div3 = 21845; // 16:16の固定少数での 1/3 の値 __asm__ volatile ( "1: \n\t" // メモリからロード "ldrb r0, [%[src_bitmap]], #1 \n\t" // r0 = R値 "ldrb r1, [%[src_bitmap]], #1 \n\t" // r1 = G値 "ldrb r2, [%[src_bitmap]], #2 \n\t" // r2