アップルがゲームに本気になっている。音楽プレーヤーの「iPod Touch(アイポッド・タッチ)」や携帯電話の「iPhone(アイフォーン)」向けゲームは、800タイトル以上にまで増えている。本体を傾けたり、振り回したりして遊ぶユニークなゲームが人気を牽引している。ゲームを音楽のようにダウンロード販売するビジネスモデルは、ゲームソフト会社にとっても魅力がある。パッケージソフトでは避けて通れない在庫の問題がなくなるからだ。 日経ビジネス誌10月13日号特集「ゲームが破る閉塞」の連動インタビューシリーズの第3回では、アップル向けのゲームソフト開発に積極的なセガの株田実モバイル統括部長がその戦略を語る。 家庭用ゲームでは、任天堂が「Wii(ウィー)」や「ニンテンドーDS」でパラダイムシフトを起こした。携帯電話向けゲームでは、アップルが「iPhone(アイフォーン)」と「iPod Touch(アイ