「楽器店」市場 アニメ効果で底打ち『ぼっち・ざ・ろっく!』も影響 若者向けが好調「楽器店市場」 動向調査2023 <調査結果(要旨)> 「楽器店」市場、アニメ効果でコロナ禍から底打ち 在宅需要も下支え 長期的には国内市場の縮小避けられず 「ライト層の引き留め」課題に ※調査対象:[注] ギターやピアノ、DCM等「楽器」販売を主力とする国内のべ1300社が対象 ※調査期間:2023年8月までに2022年度業績が判明したもの ※調査機関:株式会社帝国データバンク 「楽器店」市場、アニメ効果でコロナ禍から底打ち 在宅需要も下支え 楽器販売の勢いが好調だ。2022年度の楽器店市場(事業者売上高ベース)は、前年度から0.6%増の1939億円となった。21年度の1927億円を上回り、2年連続で前年を上回った。また、売上高の動向では前年度から「増収」となった企業の割合は24%と、21年度(27%)に比べ