京都市内を中心に36店舗を展開する「大垣書店」が3月16日、四条室町の新商業施設「SUINA(スイナ)室町」(京都市下京区)に京都本店をオープンする。 1942年に創業し、これまでは北大路にある店舗を本店としていたが、本店を移設(以前の店舗は北大路店に名称を変更)。新しい「大垣書店」を打ち出す。施設の1階約700坪分を大垣書店が借り上げ、うち約350坪分をサブリース。京都に拠点を構えるブランドを中心に、居酒屋、カフェ、スーパーが本屋を囲む形で営業。お茶だけでなく、飲みのついでに、食材を買うついでに・・・と、本に触れ、楽しみを提案する空間を目指す。 「本屋が減りつつある環境で、この優良地の1階で本屋をやるということに意義がある。地元の人に利用してもらい、新たなにぎわいを生み出すような場所にしたい」と、担当者は今回の出店への思いを語る。 1階の書店沿いには、「餃子と煮込み」「魚屋 鮨しん」など