連載 開発をもっと楽にするNAgileの基本思想 第2回 伝わるコミュニケーションとは ―アジャイル開発ではドキュメントを書かないって本当? Part II― 小島 富治雄 2006/05/17
「企業とエンジニアとOSSの三角関係」。スターロジック代表取締役兼CEOであり,Seasarファウンデーションの理事も務める羽生章洋氏(写真1)は,2006年5月15日に開催されたオープンソース関連イベント「Open Source Revolution!」で,このような刺激的なタイトルで講演を行った(関連記事)。優秀なエンジニアはなぜオープンソース・ソフトウエア(OSS)の開発プロジェクトに引き寄せられるのか,それを踏まえて企業はどのような点に気をつけなければならないのかについての自説を披露した。 OSSには様々なものがある 羽生氏はまず「OSSといっても様々なものがある」と指摘。OSSと十把一絡げに言うのは,ちょうど「欧米」と言うのと同じだとした。実際には,欧と米は違うし,欧の中でも英国とドイツとフランスは違う。羽生氏はOSSにおける違いとして次の四つを挙げた。 「地域」…ソフトウエアの
5月15日,六本木アカデミーヒルズ49でイベント「Open Source Revolution!」が開催された。企業や行政,コミュニティ,法律---様々な立場からオープンソースの「現在」と「これから」が語られた。 基調講演には経済財政政策・金融担当大臣 与謝野馨氏が登壇。「OSS活用による日本の競争力強化の道筋」と題して講演し,「オープンソース・ソフトウエア(OSS)はWeb 2.0と呼ばれる新しい動きの基盤になっている。日本もこのトレンドに遅れることなく,オープンソース活用競争でリードすべき」などと語った(詳細記事)。 野村総合研究所 オープンソースソリューションセンター グループマネージャー 寺田雄一氏は 「企業におけるオープンソース活用、成功のポイント」と題し講演。同社でJBoss,Tomcat,Strutsなどのオープンソース・ソフトウエアを活用し,大規模ECサイト「セブンドリーム
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