この記事に関する余談です。まだ天気の子の話するんかい。 目次 この作品を「無責任」と捉えることについて 純粋な恋や愛とはなにか? ドルヲタは帆高にはなれない 超絶どうでもいい話 この作品を「無責任」と捉えることについて さて、ここからは全部超絶余談だ。 ヒロインに対する恋と愛で主人公は結果的に東京を水没させる。しかし、もちろん責められるべきは東京を水没させたことではない。あくまでこの作品の主題は、「全体主義からの脱却と個の尊重へのパラダイムシフト」だ。恋と愛を貫くために、確かに主人公は手段の選択を誤って刑法に抵触している。しかしその部分はしっかりと責められて、償われている。 主人公が実家に戻り、保護観察処分という判決が下るまで、そして処分期間中どう暮らしていたのかは描かれていないため、分からない。けれど、確かに責められるべき点は責められ、償われているのだ。批判的なレビューには、この点が無責