米MicrosoftがMS-DOSとWord for Windowsの初期版のソースコードを公開した。コンピュータ歴史博物館が推進する歴史上の重要なソフトウエアを残すプロジェクトに協力したもので、権利はMicrosoftが保持し、商用利用は禁じられているが、同博物館のサイトからソースコードを自由にダウンロード入手できる。 MS-DOSは、後にMicrosoftがPC用OS市場で圧倒的なシェアを獲得するきっかけになったソフトウエアである。1980年にパーソナルコンピュータのOSの外部調達に乗り出したIBMからOS開発の依頼を受け、Seattle Computer Productsから取得したOSをIBM PC向けにカスタマイズした。ソースコードが公開されたのはバージョン1.1と2.0で、バージョン1.1ではSeattle Computer Productsに在籍していたTim Paterso
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