サイボウズ株式会社は、IT業界で国内グループウエア市場シェア1位を誇り、海外進出へ着々と駒を進める。その社長である、青野慶久。当然、激務。でも、彼はイクメンも公然と名乗っている。イクメンは、社長に劣らず激務なはず。なにしろ生まれたばかりの子どもは昼夜を問わずに吐くし、熱を出すし。青野社長は本当に、イクメンを兼務できるのか? 日経DUAL編集長の羽生祥子はこれまで、何人ものイクメン社長が「自称」(=つまり大したイクメンではない)と看破してきました。日曜日に子どもを抱っこしたから「イクメン」って……。たま~に早く帰宅したついでに子どもと一緒に風呂に入っただけで「イクメン」って……。東証一部上場企業社長でありながら育休を取得したことでも名高い青野慶久社長は、果たしてどうなのか? まずはそのイクメンのリアル度に迫った。 ■このインタビューの続編はこちら… 第2回 「青野慶久 『太陽にほえろ!』の残