Cocoaアプリケーションの「About」メニュー項目は、orderFrontStandardAboutPanel:メッセージを送ることで作成されます。そのメッセージは、レスポンダチェーンの下位から上位へ送られ、結果的にNSApplicationに渡されます。NSApplicationがそのメッセージを受け取ると、Info.plistファイルおよびアプリケーションバンドル内のResourcesフォルダから集めたさまざまな情報で「About」パネルを作成します。Xcodeプロジェクトに必要な情報を指定しておけば、標準「About」パネルを使用する際に、ほかの作業は必要ありません。しかし、orderFrontStandardAboutPanelWithOptions:メッセージを使用して、プログラミングによって実行時に決まる値を持つ標準「About」パネルを作成および表示することもできます。も