ジャストシステムは12月8日、日本語ワープロソフトの最新版「一太郎2012 承」と、日本語入力システム「ATOK 2012」を発表した。標準パッケージの価格は順に2万1000円、8400円。2月10日に発売する。 一太郎シリーズは、2011年版の「創」からバージョンを象徴した1字をつけるという命名規則を採用しているが、2012年版の「承」では「承は受け継ぐという意味を持つ。美しい日本語の文化を未来へと受け継いでいく意志を込めた」とし、ユーザーインタフェースを改良するとともに、日本語表現に関する機能を強化したのが特徴だ。 具体的には、メイン画面の右側に各種ツールパレットを用意し、目次・索引などを設定できる「文書編集パレット」や、古典文学やなどで使われる特殊な文字を入力するための「文字パレット」、文字数などを基準に文章量を設定して達成度を視覚的に把握する「文字数パレット」などを切り替えて利用で